甲斐上野駅
山梨県西八代郡市川三郷町上野にある東海旅客鉄道の駅
甲斐上野駅(かいうえのえき)は、山梨県西八代郡市川三郷町上野にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。
甲斐上野駅 | |
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駅舎(2022年10月) | |
かいうえの Kai-Ueno | |
◄芦川 (1.1 km) (3.5 km) 東花輪► | |
山梨県西八代郡市川三郷町上野2405 | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■身延線 |
キロ程 | 72.8 km(富士起点) |
電報略号 | ウヘ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
72人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)3月30日[1][2] |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集昭和2年上野村議会は村内に駅を設置することを希望し昭和3年度から昭和7年度迄富士身延鉄道に対し毎年寄付をすることを決議した。なお当駅の場所は上野村と大塚村の境に当たる[3]。
年表
編集- 1928年(昭和3年)3月30日:富士身延鉄道市川大門 - 甲府間開通時に、一般駅として開設[1][2]。
- 1938年(昭和13年)10月1日:富士身延鉄道を鉄道省(国鉄の前身)が借上げ[1][2]。
- 1941年(昭和16年)5月1日:国有化、鉄道省身延線の駅となる[1]。
- 1959年(昭和34年)12月7日:車扱貨物取扱廃止[3]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:貨物取扱廃止[3]。
- 1972年(昭和47年)9月20日:荷物扱い廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)6月1日:無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1]。
- 2003年(平成15年)2月:駅舎改築。
- 2025年(令和7年)秋:ICカード「TOICA」の利用が可能となる(予定)[5]。
駅構造
編集島式ホーム1面2線を有する地上駅。線路は東西に走り、北側から駅舎、1、2番線の順に並んでいる。側線が1本あって、構内の芦川よりから東花輪駅方向に分岐し、当駅ホーム脇で途切れている。
ホーム芦川方端はスロープになっておりここから駅舎に遮断機・警報機付構内踏切が伸びている。この構内踏切は1番線の線路と側線を越えて駅舎にいたっている。
簡便な駅舎は2003年(平成15年)2月に出来たもので、コンクリート一階建ての小ぶりな建築物である。内部には待合所があるが無人駅なので窓口はなく、自動券売機は設置されていないので切符を購入することが出来ない。南甲府駅管理。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 身延線 | 下り | 甲府方面[注釈 1] |
2 | 上り | 身延・富士方面[注釈 1] |
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待合室(2022年10月)
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ホーム(2022年10月)
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構内踏切(2022年10月)
利用状況
編集1日平均乗車人員は以下の通り[6]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2006 | 94 |
2007 | 95 |
2008 | 111 |
2009 | 108 |
2010 | 104 |
2011 | 88 |
2012 | 85 |
2013 | 96 |
2014 | 85 |
2015 | 82 |
2016 | 73 |
2017 | 72 |
2018 | 72 |
駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、22-23頁。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、92頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 『三珠町誌』1980年、835、836頁
- ^ “「通報」●身延線十島駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年5月27日)
- ^ 『【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブ 。2023年12月21日閲覧。
- ^ 山梨県統計年鑑 - 山梨県