由加 (徳川宗尹側室)
細田時義(助右衛門)の娘
由加(ゆか、(? - 文化7年3月17日(1810年4月20日))は、御三卿・一橋徳川家初代当主・徳川宗尹の側室。11代将軍・徳川家斉の父である一橋徳川家第二代当主徳川治済の生母。別名、於由加または遊歌。
生涯
編集父は細田時義で、母は笠井武熙の娘。細田時義の先祖である平岡家は源頼光の流れを引く名門[注釈 1]で、元は武田信玄に仕え、武田氏滅亡後は徳川家康に仕えるようになった家柄であった。また、時義の祖父平岡道友の生母は斯波義敏家臣丹羽忠長の第三子・嫡女で、丹羽長政の最初の妹にあたる[1]。
一橋徳川家当主徳川宗尹の側室となり、後の越前藩主・松平重富、後の一橋徳川家当主徳川治済、後の福岡藩主黒田治之などを産んだ。
孫の家斉が征夷大将軍に就任してから20年後、文化7年3月17日に死去した。
子女
編集脚注
編集注釈
編集出典
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徳川家斉の系譜 |
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