田辺 南鶴(たなべ なんかく)は、講釈師の名跡。田辺派の祖。柴田久弥は十二代目と称したが実際過去に何人いたか不明。

  • 初代田辺南鶴 - 本名:不詳(姓は田宮、生没年不詳)。武家の出身。神田辺羅坊寿観の門下。門下から初代田辺南龍等を輩出。
  • 二代目田辺南鶴 - 初代旭堂南鱗の師匠で旭堂派の祖。
  • 三代目田辺南鶴 - (生没年不詳)武蔵の浪人で軍談物を得意とした。それ以外詳らかならず。二代目南鶴門下。
  • 四代目田辺南鶴 - 初代正流斎南窓門下。
  • 五代目田辺南鶴 - のちの初代柴田馨
  • 六代目~十一代目 - この間に正流斎南窓・柴田派の正流斎南鶴らの名が数代続くがそれほど多くはないと思われる。
    • 九代目田辺南鶴 - 本名:望月栄吉。
    • 十代目田辺南鶴 - あだ名:津田三蔵。
  • 十二代目田辺南鶴 - 本項で記述。

十二代目 田辺たなべ 南鶴なんかく
十二代目 田辺(たなべ) 南鶴(なんかく)
十二代目 田辺南鶴(1955年)
本名 柴田 久弥
生年月日 1895年8月2日
没年月日 (1968-06-23) 1968年6月23日(72歳没)
出身地 日本の旗 日本滋賀県
師匠 二代目三遊亭金馬
二代目三遊亭小圓朝
五代目田辺南龍
弟子 田辺一鶴
二代目悟道軒圓玉
名跡 1.三遊亭金平
(1910年 - 1913年)
2.三遊亭福馬
(1913年 - 1915年)
3.三遊亭一朝
(1915年 - 1917年)
4.田辺南郭
(1917年 - ?)
5.田辺小南龍
(? - 1938年)
6.十二代目田辺南鶴
(1938年 - 1968年)
活動期間 落語家として
1910年 - 1917年
講談師として
1917年 - 1968年
活動内容 落語家1910年 - 1917年
講談師1917年 - 1968年
主な作品
曲馬団の女

十二代目 田辺 南鶴(たなべ なんかく、1895年8月2日 - 1968年6月23日)は、講談師、元落語家。本名∶柴田 久弥

経歴

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出典

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  • 古今東西噺家紳士録