田胡和哉
日本の工学者
経歴
編集筑波大学大学院工学研究科博士課程修了後、1986年に筑波大学電子情報工学系助手となる[1][2]。 1988年に東京大学工学部助手に就任し、その後日本IBM東京基礎研究所に勤務した[1][2]。 2002年に東京工科大学助教授に就任[3]。 2010年現在、同大学コンピュータサイエンス学部教授。 専門分野は、オペレーティングシステム。 2006年に、ネットツーコムとの共同研究開発により「工科大ケータイ」を開発[4][5]。「工科大ケータイ」は、OSとしてLinuxを実装した携帯電話[4][5]。 2008年には、A4サイズ情報端末「Afour」を開発した[6]。 また、ブラウザOS「Raptor」の研究開発などを行っている[7]。
略歴
編集受賞歴
編集- 情報処理学会論文賞(1984年)
- 情報処理学会奨励賞(1987年)
論文
編集主な論文は次の通りである[1]。
- 「オープンソフトウェアによるNetwork Attached Storageの性能の解析および改善に関する一試み」『情報処理学会論文誌』 Vol.44、No.2、2003年2月
脚注
編集- ^ a b c 東京工科大学 教員紹介 コンピュータサイエンス学部 田胡 和哉
- ^ a b KAKEN - 田胡 和哉(10188229)
- ^ Linux Conference 2006
- ^ a b 東京工科大学の“工科大ケータイ”開発に協力 ネットツーコム 共同通信PRワイヤー
- ^ a b 東京工科大学、自分達で作る携帯「工科大ケータイ」、小型Linux端末使って - CNET Japan
- ^ 田胡和哉コンピュータサイエンス学部教授らの情報端末開発の記事が日刊工業新聞に掲載される お知らせ一覧 2008年のお知らせ 東京工科大学
- ^ 「研究はICT社会の新しい可能性を発見する探険ゲーム!」 大学の学びはこんなに面白い 東京工科大学