田村 みさ子(たむら みさこ、1951年10月15日[1] - )は、日本政治家東京都日の出町長(1期)。元日の出町議会議員(7期)。

田村 みさ子
たむら みさこ
生年月日 (1951-10-15) 1951年10月15日(73歳)
出生地 東京都世田谷区
出身校 上智大学文学部
所属政党 無所属

当選回数 1回
在任期間 2021年4月11日 - 現職

日の出町旗 東京都日の出町議会議員
当選回数 7回
在任期間 1995年9月1日 - 2021年3月31日
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来歴

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東京都世田谷区生まれ。1970年(昭和45年)3月、カリタス女子高等学校卒業[2]。1974年(昭和49年)3月、上智大学文学部卒業。1974年(昭和49年)4月、三井物産入社。1978年(昭和53年)、日の出町に移住[3]

1995年(平成7年)、日の出町議会議員に無所属で立候補し初当選。2019年(令和元年)、7期目の当選を果たす。社会福祉法人さくらぎ会理事や「公益財団法人市川房枝記念会女性と政治センター」維持員などを務める[3]

2021年(令和3年)2月21日、日の出町長の橋本聖二が急性腎不全のため死去[4]。同年3月31日、日の出町議会議員を辞職。橋本の死去に伴って4月11日に行われた日の出町長選挙に日本共産党の応援を受けて立候補[5]自由民主党公明党の推薦を受けた元町議の加藤光徳、元町議の萩原隆旦を破り初当選した[6]

※当日有権者数:13,524人 最終投票率:53.83%(前回比:pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
田村みさ子69無所属3,458票48.01%(支持)日本共産党
加藤光徳73無所属2,472票34.32%(推薦)自由民主党公明党
萩原隆旦74無所属1,273票17.67%

市政

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  • 日の出町は、25市1町でつくる東京たま広域資源循環組合[注 1]の処分場を受け入れていることで、単年度で10億円の地域振興費を受け取っていたが、協定に基づいて2022年度から段階的に減少されることになった。2022年10月19日、田村は記者会見し、全国に先がけて進めてきた子育て支援と高齢者支援の施策を大幅に見直すと発表した。単年度の削減効果は、子育て支援施策で1億5千万円、高齢者支援施策で1億円が見込まれている[8][9]

脚注

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注釈

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  1. ^ 本部事務所は2014年4月に府中市東京自治会館内から日の出町大字大久野に移転した[7]

出典

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  1. ^ 女性首長の一覧
  2. ^ 女性首長によるびじょんネットワーク(びじょネット) -女性が輝く未来に向かって-”. 女性首長によるびじょんネットワーク(びじょネット) -女性が輝く未来に向かって-. 2023年6月7日閲覧。
  3. ^ a b 令和3年4月11日執行 日の出町長選挙選挙公報
  4. ^ “訃報 橋本聖二さん 85歳=日の出町長 /東京”. 毎日新聞. (2021年2月23日). https://mainichi.jp/articles/20210223/ddl/k13/060/019000c 2021年4月12日閲覧。 
  5. ^ 日の出町長選/田村みさ子氏を応援 | 日本共産党東京都委員会
  6. ^ “東京・日の出町長に田村氏”. 産経新聞. (2021年4月12日). https://www.sankei.com/article/20210412-PRZTUXA3G5JGFLNAIPJU7XSTZM/ 2021年4月12日閲覧。 
  7. ^ 循環組合の概要”. 東京たま広域資源循環組合. 2022年10月21日閲覧。
  8. ^ 杉山圭子 (2022年10月20日). “「日本一」の福祉施策見直し 処分場の振興費減少で 東京都日の出町”. 朝日新聞. 2022年10月21日閲覧。
  9. ^ 布施谷航 (2022年10月21日). “日の出町 子育て支援、年1.5億円減 高齢者支援は1億円減”. 東京新聞. 2022年10月21日閲覧。

外部リンク

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公職
先代
橋本聖二
  東京都日の出町長
2021年 -
次代
現職