田口喜一郎
日本の医学者
田口 喜一郎(たぐち きいちろう、1935年 - )は、日本の医学者。医師。信州大学名誉教授[1]。
田口喜一郎 | |
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生誕 |
1935年 (昭和10年) 日本 長野県 |
教育 | 信州大学医学部 |
医学関連経歴 | |
職業 | 医学者、医師 |
所属 | 信州大学名誉教授 |
専門 | 耳鼻咽喉科学 |
研究 | 難聴、平衡異常、嚥下異常、音声言語障害に関する研究 |
来歴・人物
編集1935年 (昭和10年)長野県松本市生まれ。 1954年(昭和29年)長野県松本県ヶ丘高等学校を卒業、同年信州大学医学部医学研究科入学 [2]。 1960年 (昭和35年)信州大学医学部医学研究科卒業[1] 。 以降、信州大学助教授、教授[1]。 1999年(平成11年)信州大学名誉教授[3]。
現在、耳鼻咽喉科学の講義や講演のほか、独立行政法人 労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センターにて産業医の研修にも力を入れ、 病める人を病気だけを治すということではなく、東洋医学の思考過程を通して全人格的に観察し、精神面も含めて全身的な改善を計ることの必要性を説き、 中高年者の転倒、睡眠、男女の更年期障害 、メタボリック症候群、自律神経異常などの研究を行っている[1]。
著書・共編著
編集- 1990年 『伝統医学の立場から メニエール病の漢方治療』 田口喜一郎 (現代東洋医学)
- 1986年 『〔難病の漢方治療〕漢方治療が著効を呈した難治性両側メニエール病の1例』 田口喜一郎 (現代東洋医学)
- 1989年 『〔難病・難症の漢方治療(第2集)〕難治性耳鳴に対する薬剤療法 漢方薬と西洋薬の単独および併用療法』 田口喜一郎 (現代東洋医学)
- 1988年 『〔難病・難症の漢方治療〕耳鳴治療における漢方薬の意義 西洋薬との併用療法において』 田口喜一郎 (現代東洋医学)
参考文献・脚注
編集- ^ a b c d “独立行政法人 労働者健康安全機構 長野産業保健総合支援センター”. 2016年5月4日閲覧。
- ^ 信州大学医学部松医会平成25年春96号
- ^ 専門会員リスト - 日本めまい平衡医学会