田京駅
静岡県伊豆の国市田京にある伊豆箱根鉄道の駅
田京駅(たきょうえき)は、静岡県伊豆の国市田京にある、伊豆箱根鉄道駿豆線の駅である。駅番号はIS10。
田京駅 | |
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駅舎(2023年4月) | |
たきょう Takyo (世界の人びとの“いのち” と“くらし”に貢献します) | |
◄IS09 伊豆長岡 (2.8 km) (2.4 km) 大仁 IS11► | |
所在地 | 静岡県伊豆の国市田京675番地の3 |
駅番号 | IS10 |
所属事業者 | 伊豆箱根鉄道 |
所属路線 | ■駿豆線 |
キロ程 | 14.2 km(三島起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
946人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)7月17日 |
備考 | 無人駅 |
歴史
編集- 1899年(明治32年)7月17日:南條(現・伊豆長岡) - 大仁間開業と同時に、当駅開業。
- 1936年(昭和11年)12月24日:貨物線増設工事完成。
- 1972年(昭和47年)6月16日:貨物取扱廃止。
- 2015年(平成27年)3月27日:田京 - 修善寺間で、 鉄道総研が超電導送電技術を用いた世界初の列車走行試験に成功[1]。大仁駅に超電導送電システムを設置して試験走行を実施した。
- 2020年(令和2年)2月23日:三島二日町駅と共に駅員の配置時間が7時から8時30分のみとなり、それ以外は原則不在となる[2]。
- 2023年(令和5年)4月6日:旭化成ファーマとの副駅名権のスポンサー契約締結により、副駅名「世界の人びとの“いのち” と“くらし”に貢献します」を含む駅名看板の除幕式を行う[3][4]。
駅構造
編集単式ホーム・島式ホーム計2面3線を有する地上駅。駅舎は1番線ホームに面しており、2番線ホームとのアクセスには構内踏切を使用する。単式ホームのほうが1番線、島式ホームの単式ホーム側が2番線、その反対側が側線である。側線は現在の伊豆の国市役所大仁支所にあった東洋醸造(現・旭化成)が引き込み線として使用していた線路で、貨物廃止後は臨時・貨物・工臨など、いろいろな車両の待機、待避に使われた。現在は架線が撤去されている。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 駿豆線 | 下り | 修善寺方面 | |
上り | 三島方面 | 原則としてこのホーム | ||
2 | 列車交換時のみ |
- 付記事項
- 構内踏切の遮断を避けるため、当駅で列車交換を行わない上り列車は1番線を発着する。
- 2番線は修善寺方面への列車の入線も可能(※早朝の下り回送にその設定がある)。
- 発車メロディーに関して
-
切符売場(2023年4月)
-
改札口(2023年4月)
-
1番線ホーム(2023年4月)
-
2番線・(3番線)ホーム(2023年4月)
-
駅名標(2024年5月)
利用状況
編集- 2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は946人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1993年(平成 | 5年)2,069 | [* 1] |
1994年(平成 | 6年)2,026 | [* 2] |
1995年(平成 | 7年)2,075 | [* 3] |
1996年(平成 | 8年)2,030 | [* 4] |
1997年(平成 | 9年)1,925 | [* 5] |
1998年(平成10年) | 1,885 | [* 6] |
1999年(平成11年) | 1,787 | [* 7] |
2000年(平成12年) | 1,709 | [* 8] |
2001年(平成13年) | 1,633 | [* 9] |
2002年(平成14年) | 1,575 | [* 10] |
2003年(平成15年) | 1,538 | [* 11] |
2004年(平成16年) | 1,482 | [* 12] |
2005年(平成17年) | 1,471 | [* 13] |
2006年(平成18年) | 1,448 | [* 14] |
2007年(平成19年) | 1,428 | [* 15] |
2008年(平成20年) | 1,440 | [* 16] |
2009年(平成21年) | 1,384 | [* 17] |
2010年(平成22年) | 1,363 | [* 18] |
2011年(平成23年) | 1,323 | [* 19] |
2012年(平成24年) | 1,363 | [* 20] |
2013年(平成25年) | 1,359 | [* 21] |
2014年(平成26年) | 1,327 | [* 22] |
2015年(平成27年) | 1,315 | [* 23] |
2016年(平成28年) | 1,290 | [* 24] |
2017年(平成29年) | 1,292 | [* 25] |
2018年(平成30年) | 1,315 | [* 26] |
2019年(令和元年) | 1,281 | [* 27] |
2020年(令和 | 2年)946 | [* 28] |
駅周辺
編集狩野川沿いの沖積平野、田方平野に位置し、狩野川、国道136号、駿豆線が並行する。国道沿いにはロードサイド店舗が建つ。駅東側は細い路地が入り組んだ住宅地となっている。駅の南北には災害の供養塔がある。
バス路線
編集伊豆の国市の自主運行バスとデマンド型乗合タクシーが「田京駅」停留所を経由する。
- 伊豆の国市自主運行バス(運行事業者:東海バス)
- ※ともに土日祝日運休
- 立花Go!(予約制デマンド型乗合タクシー)[6](運行事業者:伊豆箱根交通)
-
- 伊豆保健医療センターと立花地区を結ぶデマンド路線。
- ※土曜・日曜運休。
隣の駅
編集脚注
編集記事本文
編集- ^ “超電導き電ケーブルを用いた列車走行実験について” (PDF). 鉄道総合技術研究所. 2023年4月22日閲覧。
- ^ 駿豆線における駅員配置時間帯の見直しについて (PDF) - 伊豆箱根鉄道、2020年2月1日閲覧
- ^ 『田京駅の副駅名権(ネーミングライツ)のスポンサー契約を旭化成ファーマ株式会社と締結』(PDF)(プレスリリース)伊豆箱根鉄道、2023年3月29日 。2023年4月19日閲覧。
- ^ 小西龍也「伊豆箱根鉄道田京駅 副駅名は「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します」 旭化成ファーマと契約」『静岡新聞』2023年4月6日。オリジナルの2023年4月8日時点におけるアーカイブ。2023年4月19日閲覧。
- ^ “広瀬公園”. 伊豆の国市. 2022年12月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月25日閲覧。
- ^ “伊豆の国市立花地区予約型乗合タクシー区域図”. 伊豆の国市. 2023年4月22日閲覧。
利用状況
編集- 静岡県統計年鑑
- ^ 静岡県統計年鑑1993(平成5年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1994(平成6年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1995(平成7年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1996(平成8年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1997(平成9年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1998(平成10年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑1999(平成11年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2000(平成12年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2001(平成13年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2002(平成14年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2003(平成15年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2004(平成16年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2005(平成17年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2006(平成18年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2007(平成19年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2008(平成20年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2009(平成21年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2010(平成22年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2011(平成23年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2012(平成24年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2013(平成25年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2014(平成26年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2015(平成27年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2016(平成28年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2017(平成29年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2018(平成30年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2019(令和元年) (PDF)
- ^ 静岡県統計年鑑2020(令和2年) (PDF)
関連項目
編集外部リンク
編集- 田京駅 - 伊豆箱根鉄道