田丸 永利(たまる ながとし)は幕末に近江国の田丸城城下で活動した刀匠。藤原 永利とも。近江国の住人で美濃千手院の末裔とされているが居住は不明。紀州徳川家の御用鍛冶であった田丸永貞に鍛刀法を学んだ。作刀期間は文久3年(1863年)正月から、慶応3年(1867年)9月までの4年間。新々刀大鑑には、「近江國住人藤原永利於勢州田丸作之慶應二年、伊勢田丸永貞門人」と書かれている。
飯村嘉章『新々刀大鑑』刀剣美術工芸社、1966年。
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