田中世津子
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来歴・人物
編集富山県中新川郡立山町出身[2]。生家は芸者の置屋[2]。三人姉妹の長女[2]。
中学生時代はバレーボールの選手[2]。富山県立富山高等学校では、顧問の先生が素敵だったという理由で演劇部に入り活動[2]。
成蹊大学文学部に入学[2]、大学在学中に前進座付属俳優養成所(1期)に入所し、修了[2]。前進座の舞台『左の腕』で初舞台[2]。
趣味は日本舞踊、三味線。特技は富山弁。
主な出演
編集舞台
編集前進座
編集- 東横劇場『左の腕』下女お種,『天正戦暦姥架橋』手引き娘 (1971年6月初舞台)
- 近松門左衛門作『俊寛』千鳥
- 『大経師昔暦-おさん茂平』お玉
- 山本周五郎原作『さぶ』おのぶ
- 『つゆのひぬま』おぶん
- 『柳橋物語』おもん
- 『夜の辛夷』お滝
- 真船豊『鼬』おとり
- 『おたふく物語』信濃屋のおてつ
- 水上勉『越前紙漉き唄』おもん
外部出演の舞台
編集- 五月舎『はなれ瞽女おりん』(初演)瞽女よね(1980年)
- 帝劇『元禄港歌』瞽女(1980年)
- 他、三木のり平公演多数
テレビ
編集- CX『女の足音』レギュラー(1976年)
- CX平岩弓枝ドラマシリーズ『北国から来た女』(1979年)
- NHK連続テレビドラマ小説『おしん』準レギュラー(1983年)
映画
編集- 男はつらいよ シリーズ
- 第19作男はつらいよ 寅次郎と殿様(1977年) - こずえ役
- 第24作男はつらいよ 寅次郎春の夢 (1979年) - 初代ポンシュウの新妻役
- 第30作男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年) - 湯平荘の仲居
- 第35作男はつらいよ 寅次郎恋愛塾(1985年) - 長崎五島列島の旅館西海屋の仲居役
- 第42作男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年) - 名古屋のアパートでご近所の奥さん役
- 第43作男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年) - 大分日田の酒屋のおかみさん役
- たそがれ清兵衛 (2002年)
- さよならケーキとふしぎなランプ(2013年)
ラジオ
編集- 北日本放送ラジオ『遠き暗闇』、『満月』
- NHKラジオ『老妓抄』、『思出の記』
その他
編集- 帝劇『かえる屋 越中富山の萬金丹』方言指導(1980年)
- 地人会『丘の上のイエッペ』方言指導(2002年)
脚注
編集外部リンク
編集- 田中 世津子 - 前進座によるプロフィール
- 男はつらいよ全作品覚え書ノート