産後起立不能(さんごきりつふのう、postparturient paraplegia)とは分娩1~3日の間に多く発生する起立不能を主徴とする疾患の総称であり、主ににおいて発生する。ダウナー牛症候群とも呼ばれる。産前起立不能と合わせ産前産後起立不能と呼ばれることもある。原因は特定されていないが、産道の神経、筋、靱帯の挫滅と敗血症などが関与していると考えられている。全身症状を伴わず、感覚異常はないが起立不能を示す。

関連項目

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参考文献

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  • 山内亮監修 『最新臨床家畜繁殖学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460201