株式会社生科研(せいかけん、Seikaken Co.,Ltd.)は、熊本県阿蘇郡西原村に本社を置く土壌肥料の製造・販売、土壌分析や土壌改良剤・ミネラル剤・作物栄養剤の研究開発、製造、販売を行う企業。創始者の中島常充が提唱した「中嶋農法」の土壌分析や認証などで知られる。

株式会社生科研
Seikaken Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
861-2401
熊本県阿蘇郡西原村鳥子312-4
(鳥子工業団地)
設立 1967年(昭和42年)7月31日
業種 化学
法人番号 1330001010773 ウィキデータを編集
事業内容 土壌用肥料等の製造・販売
土壌・作物分析、土壌改良剤・ミネラル剤・作物栄養剤の研究開発、製造、販売
代表者 久永 興(代表取締役)
資本金 5000万円[1]
純利益 1,400万円(2024年3月期)[2]
総資産 31億3,100万円(2024年3月期)[2]
決算期 3月末日
主要株主 ローソン
関係する人物 中嶋常允(創業者)
外部リンク https://n-seikaken.co.jp/
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沿革

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  • 1967年 - 熊本市蓮台寺町に株式会社生科研を設立。
  • 1972年 - エーザイ株式会社と取引および共同研究開始。土壌液肥「キッポ」発売。
  • 1978年 - イチゴのポット育苗を開発し、農林水産省の連絡試験を実施。
  • 1986年 - アミノ酸肥料「ジャンプシリーズ」発売。
  • 1988年 - 総合微量要素肥料「ミネラルパワー」発売。
  • 1989年 - 熊本市より阿蘇郡西原村(現在の熊本事業所)に移転。
  • 1991年 - 社名をエーザイ生科研株式会社と変更し、本社を東京都文京区に移転する。創業者の中嶋常允が科学技術庁長官賞を受賞。
  • 2006年 - 中嶋常允が社団法人農林水産技術情報協会理事長賞受賞。熊本事業所がISO14001認証登録。
  • 2009年 - 本社を現在地(旧熊本事業所)に移転し、関東営業所をさいたま市浦和区に開設。
  • 2013年 - エーザイからローソンへ株式譲渡[1]。ローソングループへ移行。
  • 2014年 - 社名を再び株式会社生科研に戻す。

脚注

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出典

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参考文献

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関連項目

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  • (はじめ) - コカ・コーラから発売されていた緑茶飲料。主力製品である茶織(さおり)では、中嶋農法栽培の茶葉を使用していた。

外部リンク

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