瓜幕駅
北海道の廃駅
瓜幕駅(うりまくえき)は、かつて北海道河東郡鹿追町瓜幕にあった北海道拓殖鉄道の駅である。同鉄道の廃止に伴い廃駅となった。
瓜幕駅 | |
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うりまく Urimaku | |
◄自衛隊前 (3.6 km) (4.3 km) 中瓜幕► | |
所在地 | 北海道河東郡鹿追町瓜幕 |
所属事業者 | 北海道拓殖鉄道 |
所属路線 | 北海道拓殖鉄道線 |
キロ程 | 28.7 km(新得起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月26日 |
廃止年月日 | 1968年(昭和43年)10月1日 |
備考 | 路線廃止による廃駅 |
概要
編集南北東に広がる瓜幕の耕作地帯の中心市街地に当駅は位置していたが、元々市街地は別の所[1]にあって、当駅開設後にこの場所に移動し再形成された。謂わば鉄道によって形成された市街地と言える。然別演習場の用地買収による農地喪失とそれに伴う東瓜幕方の農業人口激減[2]により瓜幕 - 東瓜幕間が廃止された後も、当地域の拠点駅として当鉄道全廃まで残った。
歴史
編集駅名の由来
編集当地の地域名に由来する。ウリマクはアイヌ語で「その後ろの方」、「丘の方」、「その向こうの方」などの意味があるとしているが、明治末期に当地を踏破した音更村長がアイヌからの聞取りとして伝えるところでは「ウリベという熊の好きな実が多くあったのでウリマクと称した」とされる[5]。このウリマクに漢字を当てたもの。
駅構造
編集駅周辺
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ 鹿追町史 P680-681。旧市街は西三十線、二十四号付近。
- ^ 鹿追町史 P680-683。
- ^ 鹿追町70年史 P747。「拓殖鉄道 新得-然別湖畔(瓜幕経由)」の切符の写真が掲載されている。
- ^ 中音更外一停車場設備変更ノ件 国立公文書館 デジタルアーカイブ。免許日。
- ^ 鹿追町史、鹿追町70年史。
- ^ 「私鉄の廃線跡を歩く I」寺田裕一著 JTBパブリッシング P163。
- ^ 中音更外一停車場設備変更ノ件 国立公文書館 デジタルアーカイブ。添付平面図参照。
関連項目
編集外部リンク
編集- 1960年(昭和35年)撮影航空写真 - 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス。写真中央より右下方に当駅。駅裏のY線が目立つ。駅舎は鹿追側の国道側に寄っている。また、その踏切先の駅裏には木材土場がある。