環境・食糧・農村地域省

イギリスの行政機関の一つ

環境・食糧・農村地域省(かんきょう・しょくりょう・のうそんちいきしょう、: Department for Environment, Food and Rural Affairs、略称: Defra)は、環境保護、食糧生産・食品基準、農業、漁業、及び農村社会を主な所掌業務とするイギリス行政機関。本庁舎はロンドンのスミス・スクエアのノーベルハウスに所在する。

イギリスの旗 イギリス行政機関

環境・食糧・農村地域省
Department for Environment, Food and Rural Affairs
環境・食糧・農村地域省の建物
環境・食糧・農村地域省の建物
役職
大臣 スティーブ・リード英語版
事務次官 タマラ・フィンケルシュタイン英語版
組織
執行機関 動植物衛生庁
環境・漁業・水産養殖科学センター
農村地域支出庁
獣医学研究局
概要
所在地 イギリスの旗 イギリス
ロンドン スミス・スクエア英語版17番地 ノーベルハウス
北緯51度29分44秒 西経0度07分34秒 / 北緯51.49556度 西経0.12611度 / 51.49556; -0.12611座標: 北緯51度29分44秒 西経0度07分34秒 / 北緯51.49556度 西経0.12611度 / 51.49556; -0.12611
設置 2001年
前身 環境・運輸・地域省、農漁業食糧省
ウェブサイト
www.gov.uk/defra
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歴史

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2001年6月にマーガレット・ベケット大臣の下で、農漁業食糧省英語版 (MAFF) と環境・運輸・地域省英語版 (DETR) の一部、及び内務省のごく一部が合併して設置された。

2001年2月からイギリス各地で発生した口蹄疫[1]に適切に対処するために、迅速な対応がとれていないとみなされた農漁業食糧省を改め、設置された。2008年1月時点の中心となる職員の数は約9,000人であった[2]

2008年10月、環境・食糧・農村地域省の気候班とビジネス・企業・規制改革省英語版 (BERR) のエネルギー班が合併し、エネルギー・気候変動省が新設された[3]

所掌事務

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環境・食糧・農村地域省の所掌事務は以下の通りである[4]

エグゼクティブ・エージェンシー

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環境・食糧・農村地域省が所管するエグゼクティブ・エージェンシーは以下の4機関である。

脚注

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  1. ^ 欧州における口蹄疫発生状況 (2001.7.21)” (PDF). 農林水産省. 4 April 2017閲覧。
  2. ^ Defra departmental report”. 27 June 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。4 April 2017閲覧。
  3. ^ Harrabin, Roger (3 October 2008). “Marrying energy demand and supply”. BBC News. http://news.bbc.co.uk/1/hi/sci/tech/7651795.stm 22 May 2009閲覧。 
  4. ^ Cabinet Office List of Ministerial Responsibilities, July 2010”. Cabinetoffice.gov.uk (16 September 2010). 18 November 2011閲覧。

外部リンク

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