珍小島
珍小島(ちんこじま)は、北海道虻田郡洞爺湖町にある陸繋島。洞爺湖に浮かび、湖畔とは砂州でつながっている[1]。
珍小島 | |
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所在地 | 日本(北海道) |
所在海域 | 洞爺湖 |
座標 | 北緯42度34分18秒 東経140度48分22秒 / 北緯42.57167度 東経140.80611度 |
面積 | 0.002 km² |
海岸線長 | 0.2 km |
最高標高 | 84.1 m |
プロジェクト 地形 |
概要
編集周囲約200メートル、面積約2000平方メートルの無人島。洞爺湖の湖面からは1メートルほどの高さしかない[1]。 島内には小道があり、2つの石碑と四等三角点「チンコ島」(標高84.1メートル)がある[1]。 陸繋島であるが、洞爺湖の増水時には砂州が水没し島が孤立することがある[1]。一説では、季節によっては歩いて渡れることから、珍しい小島の意味で名付けられたとされている[1][2]。
付近の湖畔は「珍小島公園」として整備されている[1]、2000年の有珠山噴火では地盤変動が珍小島周辺にも及び、断層跡が現在も公園内の段差として保存され、洞爺湖有珠山ジオパークのジオサイトとなっている[1][3]。
周辺地区を珍小島地区または珍小島周辺地区と呼ぶことがある[1]。2000年には、有珠山噴火により、珍小島地区の全員が避難した[4][1]。
近隣にある北海道道2号洞爺湖登別線の歩道には当地に由来する「珍小島歩道橋」がある[2]。
その他
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j “読み方は「ちんこじま」―洞爺湖畔に浮かぶ珍地名「珍小島」とは”. 北海道ファンマガジン. 株式会社PLUS. 2020年2月2日閲覧。
- ^ a b c “ナンジャコレ珍百景 2012年6月15日”. ナニコレ珍百景. テレビ朝日. 2020年2月2日閲覧。
- ^ “洞爺湖有珠山ジオパークジオサイトデータブック” (PDF). 洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会. 2020年2月2日閲覧。
- ^ “「有珠山噴火災害教訓情報資料集」第4期 被災地応急対応期(2週間〜3ヶ月)長期避難と避難所生活” (PDF). 内閣府. 2020年2月2日閲覧。
- ^ “水谷&反町、生涯タッグへ“裸の付き合い”「相棒season18」で3日連続温泉”. スポーツ報知. (2019年9月3日)