王実甫
王 実甫(おう じっぽ)は、元曲の作者。『西廂記』の作者として知られる。
王実甫 | |
---|---|
出身地: | 大都 |
各種表記 | |
繁体字: | 王實甫 |
簡体字: | 王实甫 |
拼音: | Wáng Shífǔ |
和名表記: | おう じっぽ |
発音転記: | ワン・シーフー |
略歴
編集『録鬼簿』巻上(天一閣本)によると王実甫は大都の人で、名を徳信といった(実甫は字)。それ以外の事績はほとんど何もわかっていない。
作品
編集『西廂記』が代表作である。
『録鬼簿』や『太和正音譜』は王実甫の雑劇として十数種の題を載せる。『西廂記』以外の現存する雑劇では『元曲選』に『麗春堂』を収録するほか、『孤本元明雑劇』ほかに『破窯記』を収める[2]。ほかに『芙蓉亭』と『販茶船』の曲が部分的に残っている。
脚注
編集外部リンク
編集- 李殿魁「王實甫」『中華百科全書』 。