玉樹市
玉樹市(ぎょくじゅ-し、ワイリー方式:yul shul; 蔵文拼音:ཡུལ་ཤུལ་གྲོང་ཁྱེར།)は中華人民共和国青海省玉樹チベット族自治州に位置する県級市。通天河(長江上流)の西側に位置する。面積は13,462平方キロメートル、定住人口は約14万人で、そのうち93%がチベット族である。
中華人民共和国 青海省 玉樹市 ཡུལ་ཤུལ་གྲོང་ཁྱེར། | |
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文成公主廟 | |
玉樹チベット族自治州中の玉樹市の位置 | |
簡体字 | 玉树 |
繁体字 | 玉樹 |
拼音 | Yùshù |
カタカナ転写 | ユーシュー |
チベット語 | ཡུས་ཧྲུའུ། |
ワイリー方式 | Yus Hru'u |
蔵文拼音 | Yüshu |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 青海 |
自治州 | 玉樹チベット族自治州 |
行政級別 | 県級市 |
面積 | |
総面積 | 15,411.54 km² |
人口 | |
総人口(2020) | 14.1 万人 |
人口密度 | 9.17 人/km² |
市区人口(2020) | 8.6 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0976 |
郵便番号 | 815000 |
行政区画代碼 | 6326721 |
市人民政府は結古街道(結古多鎮、ケグ, skye rgu, Gyêgu)に置かれている。チベット東部の市場の町であり古くから交易の中心だった場所で、結古多鎮のチベット名はジェクンド(Jyekundo, skye dgu mdo, skye rgu mdo)で知られる。
歴史
編集2010年4月14日に青海地震が発生し、被害の中心地となった。チベット様式の建物は揺れに弱く、ジェグ寺などの寺院を含む多くの建物が被災したが、5年を目途に復興計画が立てられ、急ピッチで町の再建が行われた。
2011年、従来の玉樹県は県を廃止して市を設立することを提案[1]。その後、2013年7月に国務院の承認を受け、玉樹県が廃止され、県級玉樹市が設立された[2][3]。2014年には、結古鎮が廃止され、玉樹市内に4つの街道弁事処が設立された[4]。
行政区画
編集玉樹市には4街道、2鎮、5郷がある[5]。
- 街道:結古街道、扎西科街道、西杭街道、新寨街道
- 鎮:隆宝鎮、下拉秀鎮
- 郷:仲達郷、巴塘郷、小蘇莽郷、上拉秀郷、哈秀郷、安沖郷
関連項目
編集脚注
編集- ^ “玉树州州长王玉虎于青海省两会提案”. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月19日閲覧。
- ^ 民政部关于同意青海省撤销玉树县设立县级玉树市的批复
- ^ “民政部关于同意青海省撤销玉树县设立县级玉树市的批复”. 中华人民共和国民政部. (2013年7月4日). オリジナルの2013年12月19日時点におけるアーカイブ。
- ^ “2014年中华人民共和国县以下行政区划变更情况”. 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月2日閲覧。
- ^ “2015年统计用区划代码和城乡划分代码:Template:PRC admin/data/63/27/01/000/000”. 中华人民共和国国家统计局 (2015年). 2016年8月2日閲覧。