玉幡駅
かつて日本の山梨県竜王町(現:甲斐市)にあった山梨交通の駅
玉幡駅(たまはたえき)は、山梨県甲斐市(当時は中巨摩郡竜王町)西八幡にあった山梨交通電車線の駅である。
玉幡駅 | |
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たまはた TAMAHATA | |
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所在地 | |
所属事業者 | 山梨交通 |
所属路線 | 電車線 |
キロ程 | 6.4 km(甲府駅前駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)5月1日 |
廃止年月日 | 1962年(昭和37年)7月1日 |
概要
編集榎駅からそのまま直進し、やや南西寄りに進路を変えた先にあった駅で、1面1線の棒線駅であった。なお駅手前の県道を北に上がっていくと中央本線の竜王駅に達する。
1959年(昭和34年)8月14日に台風7号が県内を通過した際に周囲と同様大きな被害を受け、上石田駅から当駅まで架線柱が倒れて不通となった。
歴史
編集廃線後の状況
編集専用軌道の跡地である道路「廃軌道」上に跡が存在する。山梨信用金庫玉幡支店の斜向かいの道が大きくくぼんでいるのが駅跡で、道路端には写真店が建っている。周囲は玉幡集落の中心で、引き続き商店混じりの住宅地となっている。
隣の駅
編集脚注
編集参考文献
編集- 花上嘉成『山梨交通鉄道線回想録』(「RM LIBRARY」5号、ネコ・パブリッシング刊、1999年)
- 櫛形町誌編纂委員会編『櫛形町誌』(櫛形町刊、1966年)