玉井菜採
日本のヴァイオリニスト
玉井 菜採(たまい なつみ、1972年2月24日[1] - )は、京都府生まれ・滋賀県育ちのヴァイオリン奏者。東京芸術大学音楽学部教授。
玉井 菜採 | |
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生誕 | 1972年2月24日 |
出身地 | 日本京都府 |
学歴 | 桐朋学園大学 |
ジャンル | クラシック音楽 |
職業 | ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
来歴・人物
編集4歳からヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学卒業。東儀祐二、小国英樹、久保田良作、立田あづさ、和波孝禧に師事。1993年、サントリーホールにおいて、東京デビューリサイタルを行う。同大学卒業後、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院でヘルマン・クレバースに師事、ミュンヘン国立音楽大学でアナ・チェマチェンコに師事。2000年、同大学マイスタークラスを卒業。
日本およびヨーロッパにおいて、リサイタル、室内楽を行っている。また、紀尾井ホール室内管弦楽団(旧・紀尾井シンフォニエッタ東京)のコンサートマスター、アンサンブルofトウキョウのソロ・ヴァイオリニスト、東京クライスアンサンブルのメンバーとして活動している。
2002年から東京芸術大学専任講師、2005年4月から同大学助教授(2007年から准教授)、2018年4月から同大学教授。2002年から2007年まで芸大フィルハーモニアのソロコンサートマスターもつとめた。2009年から「びわこミュージックハーベスト」コーディネーター。俳優の児玉清と共に古典の日イメージ・キャラクターを務めている。
- アンサンブルofトウキョウソロ・ヴァイオリン奏者
- 木津川やまなみ国際音楽祭参加
コンクール歴等
編集- 1991年:日本音楽コンクール入選。
- 1992年:プラハの春国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門で第1位、ヨセフ・スーク賞(審査委員長特別賞)。
- 1996年:バッハ国際コンクール(ライプツィヒ)で1位なしの第2位、特別賞。
- 1996年:ポストバンク・スヴェーリンクコンクール第1位
- 1997年:エリザベート王妃国際音楽コンクールで第5位。
- 1998年:フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクールで第1位。ストラディヴァリ制作「レインヴィル(1697年製)」2年間無償貸与
- 2000年:シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールで第2位。
- 2002年:文化庁芸術祭音楽部門新人賞、関西クリティッククラブ奨励賞、ABC音楽賞クリスタル賞。
- 2009年:京都府文化賞 奨励賞(2008年度)
- 2013年:京都府あけぼの賞(平成25年度)
使用ヴァイオリン
編集- 1998年:フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクールで第1位「レインヴィル(1697年製)」2年間無償貸与
- 2003年から現在:ストラディヴァリウス 「エクス・パーク (Ex.Park) (1717年製)」東京藝術大学所蔵 [2]
脚注
編集外部リンク
編集- ヴァイオリニスト 玉井菜採のホームページへようこそ! - ウェイバックマシン(2008年4月12日アーカイブ分)
- 東京芸術大学音楽学部・大学院音楽研究科
- アンサンブルofトウキョウ
- アンサンブルofトウキョウメンバー