玄国寺
東京都新宿区にある真言宗豊山派の寺院
玄国寺(げんこくじ)は、東京都新宿区にある真言宗豊山派の寺院。
玄国寺 | |
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所在地 | 東京都新宿区高田馬場1-12-10[1] |
位置 | 北緯35度42分33.2秒 東経139度42分25.3秒 / 北緯35.709222度 東経139.707028度座標: 北緯35度42分33.2秒 東経139度42分25.3秒 / 北緯35.709222度 東経139.707028度 |
山号 | 龍池山[2] |
院号 | 上珠院[2] |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 阿弥陀如来[2] |
創建年 | 慶長6年(1601年)ごろ[2] |
中興年 | 延宝年間[2] |
中興 | 盛源[2] |
札所等 | 豊島八十八ヶ所霊場72番札所 |
法人番号 | 4011105000558 |
歴史
編集1601年(慶長6年)ごろに開山された。隣の諏訪神社の旧別当寺であった[1]。
当寺の庫裏は、大正末期に維新の元勲岩倉具視の邸宅の一部を移築したものである。そのため岩倉家の家紋である「笹竜胆」を至るところに見ることができる[3]。元来は洋風建築であったが和風に改造されている[1]。
境内には、地蔵堂があり、「田植地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩像がある。旗本土屋氏の屋敷から出土したことから「土屋地蔵尊」という別名もある[2]。田植えの時期になると、旅の僧に扮して田植えを手伝ったという逸話から、そう呼ばれるようになった[3]。