獨協医科大学病院
栃木県壬生町にある病院
獨協医科大学病院 | |
---|---|
情報 | |
英語名称 | Dokkyo Medical University Hospital |
標榜診療科 |
心臓・血管内科 循環器内科 消化器内科 血液・腫瘍内科 腎臓・高血圧内科 脳神経内科 内分泌代謝内科 呼吸器・アレルギー内科 リウマチ・膠原病内科 精神神経科 皮膚科 小児科 放射線科 健康管理科 総合診療科 第一外科 第二外科 脳神経外科 呼吸器外科 心臓・血管外科 整形外科 泌尿器科 眼科 耳鼻咽喉・頭頸部外科 産科婦人科 口腔外科 リハビリテーション科 形成外科・美容外科 乳腺科 排泄機能センター[1] |
許可病床数 |
1195[2] 一般病床:1153[2] 精神病床:42[2] |
職員数 | 2614名(2019年4月1日現在)[2] |
機能評価 |
一般病院3(主たる機能) 3rdG:Ver.2.0 |
開設者 | 学校法人獨協学園 |
管理者 | 平田 幸一(病院長)[3] |
開設年月日 | 1974年(昭和49年)7月14日 |
所在地 |
栃木県下都賀郡壬生町大字北小林880[4] |
位置 | 北緯36度28分20.5秒 東経139度49分31秒 / 北緯36.472361度 東経139.82528度座標: 北緯36度28分20.5秒 東経139度49分31秒 / 北緯36.472361度 東経139.82528度 |
二次医療圏 | 県南 |
PJ 医療機関 |
獨協医科大学病院(どっきょういかだいがくびょういん、英語: Dokkyo Medical University Hospital)は、栃木県下都賀郡壬生町にある獨協医科大学の附属病院である。当院の理念は「医療倫理の徹底」「高度で良質な医療の提供」「医療の進歩への貢献」「連携医療の構築」「良質な医療人の育成」である[5]。
沿革
編集- 以下は 獨協医科大学病院|沿革(2019年11月8日閲覧)を基に記載校正
- 1972年(昭和47年)7月27日:医科大学設置許可
- 1973年(昭和48年)4月23日:医科大学開学式
- 1974年(昭和49年)
- 4月26日:大学病院開設許可(病床数850床)
- 7月14日:大学病院開院式
- 7月17日:大学病院診療開始
- 1978年(昭和53年)7月13日:病床数変更(864床)
- 1979年(昭和54年)
- 3月30日:大学院設置
- 8月1日:病床数変更(856床)
- 1981年(昭和56年)9月26日:病床数変更(928床)
- 1982年(昭和57年)
- 3月29日:病床数変更(976床)
- 5月9日:病床数変更(980床)
- 1985年(昭和60年)
- 4月8日:健康管理科設置
- 4月10日:病床数変更(993床)
- 1986年(昭和61年)7月4日:病床数変更(1,002床)
- 1987年(昭和62年)8月1日:一次救急指定
- 1988年(昭和63年)
- 4月1日:病床数変更(1,005床)
- 7月1日:二次救急指定
- 1994年(平成6年)
- 3月1日:特定機能病院の承認
- 6月1日:リハビリテーション総合施設承認および臨床工学部設置
- 1995年(平成7年)6月3日:社団法人日本臓器移植ネットワーク移植施設指定
- 1996年(平成8年)
- 1997年(平成9年)
- 1月1日:総合周産期母子医療センター設置
- 11月25日:本館リニューアル工事竣工
- 1998年(平成10年)6月1日:連携医療部設置。
- 1999年(平成11年)
- 1999年(平成11年)
- 3月17日:オーダリングシステム稼働
- 4月1日:第一内科を心血管・肺内科、第二内科を消化器内科、第三内科を血液内科、内分泌内科を内分泌代謝内科、アレルギー内科を呼吸器・アレルギー内科に改称
- 2000年(平成12年)
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 4月1日:救急医療センターを救命救急センターに組織変更
- 10月1日:医療安全管理部(医療安全対策課、感染防止対策課)設置、臨床研修センター設置
- 2003年(平成15年)
- 5月15日:病床数変更(1,167床)
- 7月1日:入院医療費包括評価制度(DPC)導入
- 11月17日:財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定
- 12月5日:栃木県脳卒中地域拠点医療機関指定
- 2004年(平成16年)4月1日:とちぎ子ども医療センター設置
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)
- 1月31日:地域がん診療連携拠点病院指定
- 4月1日:光学医療センターを消化器内視鏡センター、呼吸器内視鏡センター、超音波センターに組織変更
- 6月1日:病院敷地内全面禁煙措置施行
- 10月15日:外来系電子カルテシステム本稼動
- 2008年(平成20年)
- 3月5日:病棟系電子カルテシステム本稼動
- 4月1日:事務部栄養課を中央部門栄養部に組織変更
- 10月1日:睡眠医療部を睡眠医療センターに改称
- 12月15日:財団法人日本医療機能評価機構 病院機能評価認定(Ver.5.0)修得
- 2009年(平成21年)
- 4月1日:老人性認知症センターを認知症疾患医療センターに改称
- 6月1日:心血管・肺内科を心臓・血管内科に改称
- 7月1日:耳鼻咽喉科を耳鼻咽喉・頭頸部外科に改称
- 11月1日:栃木県DMAT指定病院の指定
- 2010年(平成22年)
- 1月20日:栃木県ドクターヘリ運航開始(基地病院)
- 4月1日:地域がん診療連携拠点病院指定。血液内科を血液・腫瘍内科に改称。胸部外科を廃止し、心臓・血管外科、呼吸器外科を設置
- 11月1日:臨床検査医学を感染制御・臨床検査医学に改称
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 3月16日:ドクターヘリ1,000回出動達成
- 4月1日:前立腺センター、再生医療センター、放射線治療センター設置
- 2013年(平成25年)
- 4月1日:連携医療部・医療相談部を統合し、地域医療連携センターを設置。循環器内科を循環器・腎臓内科に改称
- 7月2日:栃木県内初の両側生体肺葉移植手術実施
- 9月24日:栃木県内初の埋込型補助人工心臓(非拍動流型)手術実施
- 11月29日:北京大学深圳医院との相互交流協定書の締結
- 2014年(平成26年)
- 1月20日:新自動支払機運用開始(領収書・明細対応型)
- 3月4日:「とちまるネット[6]」日光医療センターとの運用開始
- 3月26日:新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく指定地方公共機関指定
- 4月1日:救急科を標榜
- 7月1日:生活保護法等による指定医療機関の更新
- 11月1日:血液浄化センター設置(透析部を改称)
- 2015年(平成27年)3月31日:教育医療棟(新棟)竣工。
- 2016年 (平成28年)
- 4月1日:「とちまるネット」他医療機関への情報開示拡大(放射線画像)。総合診療科、乳腺科、リウマチ・膠原病内科設置。総合診療教育センター設置。臨床遺伝診療室設置
- 4月15日:台北医学大学雙和醫院との連携協定書の締結
- 6月1日:放射線治療品質管理室設置
- 2017年(平成29年)
- 3月1日:臨床研究支援センター設置(治験管理室を改称)
- 4月1日:歯科、小児歯科、矯正歯科を標榜
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 4月1日:心臓・血管内科を心臓・血管内科/循環器内科、循環器・腎臓内科を腎臓・高血圧内科に改称
- 7月1日:腫瘍センターを総合がん診療センターに改称
- 2020年(令和2年)
- 4月1日 外来診察における処方薬を、院内処方から診療科別に段階的に院外処方へ変更
診療科
編集- 中央部門
- 認知症疾患医療センター[1]
- 総合周産期母子医療センター[1]
- とちぎ子ども医療センター[1]
- 消化器内視鏡センター[1]
- 呼吸器内視鏡センター[1]
- 超音波センター[1]
- 救命救急センター(集中治療室)[7]
- PETセンター[1]
- 総合がん診療センター[1]
- 睡眠医療センター[1]
- ハートセンター[1]
- リウマチセンター[1]
- 臨床検査センター[1]
- 乳腺科(乳腺センター)[8]
- 前立腺センター[1]
- 再生医療センター[1]
- 放射線治療センター[1]
- 血液浄化センター[1]
- 脳卒中センター[1]
- 糖尿病センター[1]
- ロボット手術支援センター[1]
- アレルギーセンター[1]
- 放射線部[1]
- 病理部 [1]
- 手術部[1]
- 麻酔部(ペインクリニック)[1]
- 診療記録管理部[1]
- 時間外救急部[1]
- 材料部[1]
- 輸血部[1]
- 臨床工学部[1]
- 栄養部[1]
- 臨床遺伝診療室[1]
- 放射線治療品質管理室[1]
- 肝疾患相談室[1]
- 診療協働部門
医療機関の指定等
編集- 栃木県肝疾患診療連携拠点病院
- 特定機能病院の名称承認
- 地域がん診療連携拠点病院指定
- 栃木県脳卒中地域拠点医療機関
- エイズ治療拠点病院
- 地域型認知症疾患医療センター
- 救命救急センター(3次救急医療)
- 病院群輪番制病院(2次救急医療)
- DMAT指定医療機関
- 臓器移植登録施設(肺・腎臓)
- 栃木県ドクターヘリ基地病院
交通アクセス
編集- 病院公式サイト アクセス も参照
医療事故
編集- 2019年9月 - 肝臓がんの手術後に入院していた男性患者(76歳)が、手術から数日後、胆汁が漏れる症状が現れたため、担当医らは腹部をCT検査した後、治療を進める方針を決めた。しかしCT検査を複数の別の患者が受けていたため方針を変更。先に治療を進めた結果、成功したためCT検査の必要がなくなったという。医師がCT検査の中止を看護師に指示したが、他の医師らには伝わっていなかった。CT検査で造影剤が投与された後、その造影剤でアナフィラキシーショック(急性アレルギー反応)を起こし男性の容体は急変し呼吸停止などの症状が現れた。病院側は治療を続けたが、男性は10月下旬に多臓器不全で死亡した。病院長は「再発防止に向け、病院全体で改善の取り組みを徹底する」とコメント。再発防止策として、CT検査などに関する承諾書に医師がアレルギー反応を確認する項目を設けたほか、電子カルテのシステム変更も検討しているとした[9]。
脚注
編集- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo bp bq br bs bt bu bv “診療部門のご案内”. 獨協医科大学病院. 2019年11月8日閲覧。
- ^ a b c d “病院概要”. 獨協医科大学病院. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “病院長あいさつ”. 獨協医科大学病院. 2019年11月8日閲覧。
- ^ a b “獨協医科大学病院(トップページ)”. 獨協医科大学病院. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “理念・基本方針・臨床倫理指針”. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “とちまるネット”. とちまるネット協議会事務局. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “救命救急センター(集中治療室)”. 獨協医科大学病院. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “乳腺科”. 獨協医科大学病院. 2019年11月8日閲覧。
- ^ “不要な検査で男性死亡 獨協医大病院 腹部CT 伝達ミスなど認める”. 下野新聞 2020/2/8 9:36. 2020年8月6日閲覧。
関連項目
編集- 学校法人獨協学園
- 獨協医科大学
- 獨協医科大学附属看護専門学校
- 獨協医科大学附属看護専門学校三郷校
- 獨協医科大学埼玉医療センター
- 獨協医科大学日光医療センター
- 緒形拳 - 死去前日の2008年10月4日に当院に搬送、手術を受けたものの、その翌日に死去する