猫島遺跡
猫島遺跡(ねこじまいせき)は、愛知県一宮市千秋町塩尻字猫島にある弥生時代から古代・中世にまたがる集落の複合遺跡である。
猫島遺跡 | |
---|---|
尾張一宮パーキングエリア内にある遺跡の案内看板と四阿 | |
種類 | 環濠集落・複合遺跡 |
所在地 | 愛知県一宮市千秋町塩尻猫島 |
座標 | 北緯35度16分50.6秒 東経136度51分10.9秒 / 北緯35.280722度 東経136.853028度座標: 北緯35度16分50.6秒 東経136度51分10.9秒 / 北緯35.280722度 東経136.853028度 |
概要
編集名神高速道路一宮インターチェンジの東北東約2キロメートル、尾張一宮パーキングエリア(下り)付近を中心に広がる。もともと周知の埋蔵文化財包蔵地として知られていなかったが、1997年(平成9年)に日本道路公団による同パーキングエリアの建設に先立つ事前調査で発見され、32000平方メートルの範囲が1999年(平成11年)6月から2000年(平成12年)7月にかけて発掘調査された[1]。
縄文土器や石鏃、弥生時代の環濠集落のほか、古墳時代、奈良・平安時代、中世(15世紀後半)にいたる集落の遺構や遺物が出土した[2]。
主な遺構
編集- 土壙
- 井戸
- 掘立柱建物
- 竪穴建物
- 井戸
- 溝
- 土壙
- 方形区画溝
- 掘立柱建物
- 土壙
- 溝
主な遺物
編集脚注
編集出典・参考文献
編集- 愛知県埋蔵文化財センター 『猫島遺跡』(愛知県埋蔵文化財センター調査報告書 第107集) (PDF) 愛知県 2003年