猪郷 久義(いごう ひさよし、1932年昭和7年〉10月16日 - 2019年令和元年〉11月22日[1])は、日本地質学者筑波大学名誉教授

略歴

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神奈川県川崎市出身[1]東京都立大泉高校を経て、1949年東京教育大学理学部地学科地質学鉱物学専攻に進学し、藤本治義教授に師事する[1]。卒業後は東京教育大学大学院理学研究科の修士・博士課程に進み、1960年同大学院理学部博士課程を修了する[1]

イリノイ州立地質調査所特別副地質技師、目白学園女子短期大学助教授、教授、1968年東京教育大学助手、筑波大学助教授、教授。96年定年退官、名誉教授、国立科学博物館客員研究員、自然史科学研究所所長。多摩六都科学館特別研究員。2011年日本地質学会名誉会員[2]。位階勲等瑞宝中綬章従四位[3]

著書

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単著

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  • 『風景の科学 名勝と成因』保育社〈カラー自然ガイド 29〉、1975年7月。 NCID BN08313162全国書誌番号:69005809 
  • 『古生物コノドント 四億年を刻む化石』日本放送出版協会NHKブックス 358〉、1979年12月。 NCID BN02191459全国書誌番号:80010472 
  • 『ビジュアル探検図鑑日本列島 地層・地形・岩石・化石』岩崎書店、2009年3月。ISBN 978-4265059591NCID BA89993946全国書誌番号:21558112 

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共著

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共訳

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共編著

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監修

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論文

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脚注

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  1. ^ a b c d 指田勝男「猪郷久義先生のご逝去を悼む」『化石』第107巻、日本古生物学会、2020年3月30日、37-40頁、CRID 1390002184894109696doi:10.14825/kaseki.107.0_37 
  2. ^ 日本地質学会
  3. ^ 『官報』163号、令和2年1月6日

外部リンク

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