特攻服
特攻服(とっこうふく)とは、暴走族やヤンキーなどが着用する服である。彼らのハレの日(卒業式などの特別な日)に着用[1]されるほか、チーム自体のユニフォームと化している場合もある。
俗に「マトイ」(“身に纏う”から。火消の「纏」と同義)と呼ばれる場合がある他、省略して「とっぷく」と呼ばれる場合もある。
歴史
編集服の特徴
編集製造元
編集その他
編集かつては矢沢永吉のファンに暴走族が多く、そのため、コンサートでは「特攻服及び周囲を威圧する服装での入場をお断りします」というルールがあった。また、現在では氣志團のファンの中に特攻服を着用する者もいるが、こちらは特に規制されていない。
2024年に横浜DeNAベイスターズが『YOKOHAMA STAR☆NIGHT 2024 Supported by 横浜銀行』で着用するイベント限定デザインのユニフォーム(浮世絵風の波模様を象り、背ネームは漢字表記になっている)を発表した際、SNSでは特攻服のようなデザインだと評する声が上がった[4]。
脚注
編集- ^ “「やめんか、こら」特攻服の中学生ら200人、博多駅で騒ぎ→警察が補導→天神へ”. 西日本新聞. (2017年3月16日) 2018年2月21日閲覧。
- ^ a b “特攻服から見える不良ファッションの思想と歴史”. 日刊SPA! (2015年4月19日). 2022年8月18日閲覧。
- ^ 学び場.com - 竹花豊インタビュー
- ^ 『デイリースポーツ』2024年4月23日配信記事「斬新すぎるDeNA発表の青薔薇ユニにSNS「番長似合うな!しかもポーズももう役者!」の一方「輩風」「特攻服」の声も」(神戸新聞社)