特捜戦隊デカレンジャー/ミッドナイト デカレンジャー
「特捜戦隊デカレンジャー / ミッドナイト デカレンジャー」(とくそうせんたいデカレンジャー / ミッドナイト デカレンジャー)は、サイキックラバー / ささきいさおによるシングルである。2004年3月3日にコロムビアミュージックエンタテインメントから発売された。
「特捜戦隊デカレンジャー / ミッドナイト デカレンジャー」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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サイキックラバー / ささきいさお の シングル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
A面 | 特捜戦隊デカレンジャー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
B面 | ミッドナイト デカレンジャー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
規格 | マキシシングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音 |
2004年 日本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | J-POP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | コロムビアミュージックエンターテインメント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 |
宮崎歩(作曲 #1) 高取ヒデアキ(作曲 #2) 吉元由美(作詞 #1) 藤林聖子(作詞 #2) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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概要
編集テレビ朝日系特撮テレビドラマ『特捜戦隊デカレンジャー』主題歌を収録したシングル。「特捜戦隊デカレンジャー」は同番組のオープニングテーマ、「ミッドナイト デカレンジャー」は同番組のエンディングテーマとして使用された。
10万枚以上を売り上げ、当時スーパー戦隊シリーズ主題歌シングルの最高記録となった[1]。現在は後番組『魔法戦隊マジレンジャー』主題歌「魔法戦隊マジレンジャー/呪文降臨〜マジカル・フォース」が最高の売り上げを記録している[2]。
特捜戦隊デカレンジャー
編集当初は、オープニングには冒頭のギターによるサイレン音をカットした形で使われる予定だった。しかし、そのサイレン音が長さもイメージ的にもタイトル部分の映像に合っていたため、実際のオープニングではサイレン音を残した形で使われた。ただし、挿入歌としてはサイレン音をカットしたものも使われている[3]。
サイキックラバーの起用はコロムビア側からの要望によるものであったが、メジャーデビュー1年目のアーティストの起用を不安視する意見もあり、正式決定するまでには時間がかかったという[4]。しかし結果的には当時のスーパー戦隊シリーズ主題歌では初の10万枚オーバーの売り上げを記録し、次回作の「魔法戦隊マジレンジャー」の主題歌に次ぐ売り上げをしたヒット作品となった[5]。
「アニソン スーパー・コレクション」(ISBN 4-7732-2512-2) に譜面が掲載されている。
ミッドナイト デカレンジャー
編集ドラムは村上ポンタ秀一である[6]。最終話では使用せず、劇場版では挿入歌として使用された。なお、テレビサイズはミニコーナーを挟む関係でイントロのドラムソロが長めに演奏されている。
制作段階ではロカビリー風と想定されていたが、最終的にはジャズ風の楽曲となった[4]。ささきの起用は、前作『爆竜戦隊アバレンジャー』のエンディングを串田アキラが担当していたことから、東映プロデューサーの塚田英明が同じくベテランのアニソンシンガーとして提案したことによる[4]。
収録曲
編集- 特捜戦隊デカレンジャー [4:24]
- 歌:サイキックラバー
- 作詞:吉元由美、作曲:宮崎歩、編曲:京田誠一
- Episode1・8・13・21・26・38・43・44・50では挿入歌として、Episode2・3・5・16・19ではインストゥルメンタル版が使用された。
- ミッドナイト デカレンジャー [3:20]
- 特捜戦隊デカレンジャー(オリジナル・カラオケ)
- ミッドナイト デカレンジャー(オリジナル・カラオケ)
収録アルバム
編集- PSYCHIC LOVER(サイキックラバー)
- 「特捜戦隊デカレンジャー」
- ささきいさおベスト 銀河航海誌(ささきいさお)
- 「ミッドナイト デカレンジャー」
カバー
編集- 菊地美香 - 『特捜戦隊デカレンジャー』のデカピンク役。「特捜戦隊デカレンジャー」をカバー。『百歌声爛 女性声優編(新)』収録。
- ANIMETAL - 「特捜戦隊デカレンジャー」および「ミッドナイト デカレンジャー」をカバー。『ANIMETAL・MARATHON VII〜戦え! メタル・ヒーロー〜』収録。
その他
編集- 特捜戦隊デカレンジャー
- 業務用「太鼓の達人6」[7]、プレイステーション2用「太鼓の達人 あつまれ! 祭りだ!! 四代目」[8]、「大合奏!バンドブラザーズ」、「ドンキーコンガ2 ヒットソングパレード」に収録曲として使用されている。
- ミッドナイト デカレンジャー
- プレイステーション2用「太鼓の達人 ゴー!ゴー!五代目」に収録された[9]。
脚注
編集- ^ “DS『ブレイザードライブ』、ゲーム主題歌に「サイキックラバー」が参加決定 | ホビー | マイコミジャーナル”. マイコミジャーナル. 2011年7月6日閲覧。
- ^ 「Project.R 4年目の挑戦」『NEWTYPE THE LIVE 特撮ニュータイプ』2011年4月号、角川書店、65頁、JANコード 4910170110415。
- ^ 『特捜戦隊デカレンジャー・オリジナルアルバム ファイナル・レポート 特捜サウンドファイル4&5』(2004年、コロムビアミュージックエンタテインメント)の楽曲解説より。
- ^ a b c 21st 4 2017, p. 34, 八木仁「スーパー戦隊サウンド秘史 SFと刑事ドラマ」
- ^ 「「戦隊」シリーズで最も売れた主題歌は? 10万枚超のヒット曲も」『マグミクス』2022年5月15日。2024年5月9日閲覧。
- ^ “サイキックラバー&高取ヒデアキ インタビュー”. HMV. 2012年5月13日閲覧。
- ^ “アミューズメントマシン|太鼓の達人6”. バンダイナムコゲームス. 2011年9月5日閲覧。
- ^ “PS2:『太鼓の達人 あつまれ!祭りだ!!四代目』”. バンダイナムコゲームス. 2011年9月5日閲覧。
- ^ “PS2/太鼓の達人 ゴー!ゴー!五代目”. バンダイナムコゲームス. 2011年9月5日閲覧。
参考文献
編集- 『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.4 特捜戦隊デカレンジャー』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年4月25日。ISBN 978-4-06-509515-7。
外部リンク
編集- 日本コロムビアによる紹介ページ