牧英正
日本の法制史学者 (1924-2018)
牧英正(まき ひでまさ、1924年4月24日[1] - 2018年7月8日[2])は、日本の法制史学者、大阪市立大学名誉教授。
人物・来歴
編集熊本市生まれ。父は京都帝国大学教授・牧健二。1948年京都帝国大学法学部卒。62年「日本法史における人身売買の研究」で京都大学法学博士。大阪市立大学講師、助教授、教授、88年定年退官、名誉教授、奈良産業大学教授、2000年退職。1968年から1989年まで法制史学会理事[3]。2001年勲三等瑞宝章受章。2018年7月8日京都で死去。享年94。
著書
編集- 『日本法史における人身売買の研究』 有斐閣(大阪市立大学法学叢書)1961
- 『近世日本の人身売買の系譜』 創文社 1970
- 『人身売買』 1971 (岩波新書)
- 『雇用の歴史』 弘文堂 1977.9 (弘文堂法学選書)
- 『道頓堀裁判』 1981.10 (岩波新書)
- 『差別戒名の系譜 偽書「貞観政要格式目」の研究』阿吽社 2014.3
- 『身分差別の制度化』阿吽社, 2014.7
共編
編集参考
編集- 牧英正教授 略歴・主要著作目録「奈良法学会雑誌」2000-3