牛田上
牛田上(うしたかみ)は宮城県北東部にある牛田村の北部の地区名である。牛田村の南部は牛田下(うしたしも)と呼ばれる。牛田村は1889年4月1日に合併し、桃生村となった。
地理
編集牛田上は宮城県北東部の旧北上川に沿った牛田村の一部である。
河川:旧北上川
歴史
編集行政
編集石巻市では牛田下、深山地区と合わせ桃生第2行政区として扱われる。
経済
編集稲作を中心とした農業が盛んであり、ガーベラ、畜産物なども生産している。
商店
編集地域密着店としてわかやまと和泉商店があるが、わかやまは閉店した。 現在自動販売機は和泉商店、旧わかやまに合計3台あり、タバコの自動販売機はない。
金融
編集ATMを含め金融機関はない。 和泉商店に郵便ポストはある。
道路
編集地域
編集契約講と呼ばれる村落組織を形成している。 2009年1月1日現在の世帯数は20世帯である。 近隣の4戸ずつをまとめて5つの組をつくり、牛田上内の連絡事項は契約講の会長から各組長を通じて各家庭に連絡される。 なお5組は他の4つの組と比べ離れて位置し牛田下に属するように思えるが、これは昔ある人が牛田下と喧嘩をし近所を引き連れて牛田上に籍を移したためらしい。 西條姓が人口の約80%を占めるのが特徴で、西條姓が移り住んでから推定1000年近く経過しているため正確な関係は分からないが、それぞれの西條家で大本家、本家、別家、親戚と呼ばれるつながりが少なからずひとつはある。 ほとんどの家が屋号を持っており、牛田同士で電話する際は「○○(屋号)の●●(下の名前)です」と自分の名を名乗る。 少子化の波を受け、小学生が参加する「たんぽぽ子ども会」と呼ばれる組織は活動していない。また若手消防団員の不足も深刻な問題である。