片桐 宗猿(かたぎり そうえん、安永3年(1774年) - 元治元年(1864年))は、片桐貞昌の長男下條信隆を祖とする江戸時代末期の旗本石州流の家元。父は片桐信任。信隆より数えて6代目の旗本家の当主。信方(のぶかた)。通称は靱負。

父片桐信任、祖父片桐信馮より片桐石州伝来の石州流を伝授される。井伊直弼の師匠として有名である。茶道華道盆石と伝承されていたが宗猿以降に分流される。この茶道の系譜を宗猿系という。