東京工科大学片柳研究所
(片柳研究所から転送)
東京工科大学片柳研究所(とうきょうこうかだいがくかたやなぎけんきゅうしょ)は、日本の研究機関である。略称は片研(かたけん)で、英語表記はKARL(Katayanagi Advanced Research Laboratories)である。
東京工科大学片柳研究所 | |
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正式名称 | 東京工科大学片柳研究所 |
英語名称 | Katayanagi Advanced Research Laboratories |
略称 | 片研 |
組織形態 | 大学附置研究所 |
所在地 |
日本 〒192-0914 東京都八王子市片倉町1404-1 北緯35度37分40秒 東経139度20分24秒 / 北緯35.62778度 東経139.34000度座標: 北緯35度37分40秒 東経139度20分24秒 / 北緯35.62778度 東経139.34000度 |
所長 | 香川豊 |
設立年月日 | 2000年4月1日 |
上位組織 | 東京工科大学 |
保有施設 |
バイオナノテクセンター クリエイティブ・ラボ コンピュータサイエンスリサーチセンター クラウドサービスセンター セラミックス複合材料センター |
保有装置 |
電界放出形透過電子顕微鏡 電界放出形走査電子顕微鏡 微細加工/電子線描画装置 FT NMR装置(核磁気共鳴装置) 超精密ナノ加工装置 光電子分光装置 |
プロジェクト |
バイオニクス プロジェクト コンピュータサイエンス プロジェクト メディアサイエンス プロジェクト |
参加プロジェクト | 産業技術総合研究所 連携プロジェクト |
特記事項 | りそな銀行との包括的な提携を行っている。 |
ウェブサイト | http://www.teu.ac.jp/karl/ |
概観
編集研究所全体
編集東京工科大学の学部と大学院一体化、産学官連携研究拠点を目的としている。
沿革
編集特色
編集独立行政法人産業技術総合研究所バイオ技術産業化センターは2012年に廃止[1]されるも、ほか複数企業と連携して研究[2]している。
組織
編集- 所長
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- 初代(2000年~2009年)飯田仁(東京工科大学メディア学部教授)
- 第2代(2009年~2010年)柳澤信夫(東京工科大学医療保健学部教授)
- 第3代(2010年~2011年)齋木博(東京工科大学応用生物学部教授)
- 第4代(2011年~2013年)小川高志(東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授)
- 第5代(2013年~2015年)松尾芳樹(東京工科大学コンピュータサイエンス学部教授)
- 第6代(2015年~2016年)笹岡賢二郎(東京工科大学工学部教授)
- 第7代(2016年~2017年)梶原一人(東京工科大学応用生物学部教授)
- 第8代(2017年~)香川豊(東京工科大学片柳研究所セラミックス複合材料センター長)
- ラボ
- 長期的な研究テーマを扱い、複数のプロジェクトとコンソーシアムから構成される。
- プロジェクト
- 比較的短期、中期の研究テーマを扱い、研究テーマごとに発足して完了と共に消滅する動的組織である。
- コンソーシアム
- 研究所と複数の企業が、共通する主題を共同で研究する組織である。
- 研究支援センター
- 産学官連携の窓口として、外部から資金や人材、設備などの受入、契約締結、研究実施組織の運営支援、研究成果管理、知的財産権管理などを行なう。
研究プロジェクト
編集バイオニクスプロジェクト
編集バイオと工学を融合させた技術を研究する。
コンピュータサイエンスプロジェクト
編集次世代のITを研究する。
メディアサイエンスプロジェクト
編集文化と技術を融合し、創造する研究を行う。
施設
編集地上16階、地下1階の研究所に下記各施設がある。
- バイオナノテクセンター
- クリエィティブ・ラボ
- メディアテクノロジーセンター
- OSSクラウドサービス・センター
- ハイテクリサーチセンター
- エンコードセンター
- ユビキタスICT教育センター
- セラミックス複合材料センター(CMC)
- ソフトウェアエンジニアリング教育・研究センター SEED[3]
- 視聴覚ホール
- プレゼンテーションルーム
- 恒温恒湿実験室
- バイオニクスホール
- クリーンルーム
- ラジオアイソトープ
- 休憩室
- 会議室
- レセプションルーム
- 教室
関連
編集主な産学官連携団体
脚注
編集- ^ 産総研バイオメディカル研究部門組織図
- ^ 基本理念
- ^ Software Engineering Education and research center の略称である。