片山貞雄
片山 貞雄(かたやま さだお、1930年7月 - )は、日本の経済学者。滋賀大学名誉教授。瑞宝中綬章受章者[1]。
生誕 | 1930年7月 |
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研究分野 | 金融論、金融政策 |
影響を 受けた人物 |
ジョン・メイナード・ケインズ 新庄博 |
実績 | 国際通貨制度の歴史的研究 |
来歴・人物
編集1930年7月京都市生まれ。1948年3月大阪府立生野中学校卒業、同年4月彦根経済専門学校入学。1949年4月学制改革によって滋賀大学経済学部発足にともない同学部に入学し、1953年3月第一期生として卒業。その後神戸大学大学院経済学研究科に進学、1958年3月同研究科博士課程単位取得退学。
1958年滋賀大学経済短期大学部講師、1961年同助教授、1964年1月経済学部助教授、1972年5月同教授。1976年フルブライト上級研究員として米国ジョージア大学にて研究。1986年4月からは経済学部長・経済学研究科長を務めた。1996年3月同大学を退官、名誉教授の称号を受ける。退官後は大阪学院大学等で教鞭を執った。
年譜
編集著書
編集主著
編集訳書
編集- J.C.イングラム『国際経済』(共訳、トッパン、1968)
- B.テュー『金融経済論』(共訳、ダイヤモンド社、1970)
- T.シトフスキー『貨幣と国際収支の理論』(共訳、トッパン、1972)
- J.M.ケインズ『インドの貨幣と金融』(共訳、東洋経済新報社、1977)
- B.テュー『新・国際金融入門』(共訳、東洋経済新報社、1979)
他
脚注
編集- ^ 中綬章受章者の顔触れ|四国新聞社 2009/04/29
- ^ 片山貞雄『アメリカ・ドルの歴史的研究 : 生誕より連邦準備制度まで』神戸大学〈経済学博士 乙第45号〉、1967年。 NAID 500000412208 。