爪木崎

静岡県下田市にある岬

座標: 北緯34度39分29秒 東経138度59分13秒 / 北緯34.658度 東経138.987度 / 34.658; 138.987

爪木崎(つめきざき)は、静岡県下田市にある伊豆半島の南東部にあり、俗に須崎半島とも呼ばれる海に突き出た地域の先端にあたる。

須崎地区の空撮。爪木崎灯台や遊歩道は右下の地域。
爪木崎の位置(100x100内)
爪木崎
伊豆半島における爪木崎の位置

岬には爪木崎灯台が置かれ、海水浴場や爪木崎自然公園が整備されている。スイセンの群生地があり、冬季には12月下旬から2月上旬にかけて水仙まつりが催され観光客を集める。

公園の駐車場は有料で約200台が駐車可能。爪木崎のある須崎地区には、1971年昭和46年)から須崎御用邸が置かれ、皇族が静養時に使用する。

2018年4月17日に後述する俵磯とシルが伊豆半島の他地域と共に、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)から国内9地域目の世界ジオパークに認定され、伊豆半島ジオパークとして保護されている[1]

俵磯

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灯台の南側では柱状節理が見られる。これは伊豆地域が海底火山だった頃の火山活動で、地下のマグマ地層の隙間に入り込んで冷え固まったものである。こうした石体をシルと呼ぶ[2][3]

その形から俵磯と名づけられ、江戸時代には建設用材として伐り出し、俵石と呼ばれ利用された。この柱状節理は静岡県の指定文化財となっている[4]

風景

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爪木崎の空中写真。
2013年3月6日撮影の20枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

脚注

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関連項目

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外部リンク

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