熊﨑 健翁(くまさき けんおう、旧名:健一郎(けんいちろう)、明治14年5月5日1882年6月20日)- 1961年8月25日)は日本の運命学者。熊﨑式姓名学の創始者。

熊﨑健翁
生誕 明治14年5月5日
岐阜県惠那郡
死没 昭和36年8月25日
熱海市小嵐町(天神山)
職業 運命学者
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略歴

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教員を勤めた後、1901年(明治34年)に中京新聞社に入社する。三重成功新聞、伊勢新聞、大阪新報、時事新報などで記者として活躍し、1903年(明治36年)に熊﨑式速記を発表した。

1928年昭和3年)に総合運命鑑定所である「五聖閣(ごせいかく)」を東京・大森に設立する。新聞社時代から研究していた易学の理論をもとに、姓名によって吉凶禍福を鑑定する「熊﨑式姓名学」を考案し、1929年(昭和4年)に女性向け月刊誌「主婦之友」において発表する。以来、その理論は一般に広く浸透し、日本における姓名判断の普及に大きく貢献した。

1932年(昭和七年)に易の思想に依拠した神道系の宗教「丶心道ちゅしんとう」(現在の丶心會)を創立する[1][2]

1961年8月25日、熱海市天神山の別荘において死亡。[3]

著作

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  • 姓名の神秘
  • 易占の神秘
  • 運命の神秘
  • 姓名の哲理
  • 姓名学及知識
  • 姓名乃科学
  • 人間と運命の原理
  • 信名の大道
  • 神秘姓名学決定編
  • 宇宙開顕信名の道 神聖典
  • 熊崎式姓名学大奥義

脚注

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  1. ^ 下村育世; 石川偉子 (2010). “丶心道の教祖熊崎健翁の人生史 : その思想形成と活動の変遷”. 一橋社会科学 (一橋大学大学院社会学研究科) 2. doi:10.15057/18620. 
  2. ^ 熊崎健一郎『神道丶心道開教の言葉』神道丶心道教会本庁、1935年。NDLJP:1091032 
  3. ^ 『易学研究』昭和36年10月号『熊崎健翁先生を悼む』加藤大岳