煙の王様』(けむりのおうさま)は、1962年10月28日TBS系列で放送された単発のテレビドラマ。および、それのリメイクとして製作され、1963年6月日活配給で公開された映画

あらすじ

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舞台は、煙突が立ち並ぶ川崎市の工場地帯。そこの埋立地に廃棄された、古い三等列車に住む百々山家の次男・三明は、“ポパイ”と呼ばれ、明朗快活な少年であった。

ある日、長男の一彦が勤務先の工場で事故に遭い、足に大けがを負ってしまう。工場をやめさせられた一彦は、家を飛び出してしまった。そんな中、拡張工事のために、百々山家の簡易住宅が強制執行されることになった。

テレビドラマ

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東芝日曜劇場「煙の王様」
ジャンル テレビドラマ
脚本 生田直親
演出 円谷一
出演者 市川好郎
北島まや
菅井きん
佐々木功
相原ふさ子
河野秋武
戸浦六宏
オープニング 作曲:山下毅雄
製作
制作 TBS
放送
放送国・地域  日本
放送期間1962年10月28日
放送時間21:30 - 22:30
放送枠日曜劇場
放送分55分
回数1

特記事項:
・全編モノクロフィルム制作
・第17回芸術祭文部大臣賞受賞
・第2回日本テレフィルム技術賞(録音)受賞
・1964年10月11日、同枠で「英語字幕スーパー版」が放送
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1962年10月28日の21時30分 - 22時30分に、TBS系列『東芝日曜劇場』(東芝一社提供)で放送された(第308回)。全編オールロケ収録の、モノクロフィルムによる製作である(テレビ映画)。制作はTBSと東京テレビ映画(現:TBSビジョン)

第17回文部省芸術祭賞(文部大臣賞)、第2回日本テレフィルム技術賞(録音)受賞作品。演出は、当時TBSディレクターであった円谷一。音楽は山下毅雄が担当した。

芸術祭賞受賞記念として、1963年1月13日に同枠で再放送された。また1964年10月11日に「五輪記念特別番組 英語字幕スーパー版」が同枠で放送された。これは外国人記者に『東芝日曜劇場』の数作品をモニターしてもらい、本作が好評を得たことによる。これを機に、当時の日本のテレビ番組としては珍しく外国でも放送された。1964年の夏にカナダカナダ放送協会(CBC)にて放送され、その後、アメリカCBSでも放送された。

現在は横浜市放送ライブラリーで閲覧できるほか、CS放送TBSチャンネルでもたびたび放送されている。

スタッフ

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キャスト

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TBS 東芝日曜劇場
前番組 番組名 次番組
慕情
(1962年10月21日)
煙の王様
(1962年10月28日)
人間の土地
(1962年11月4日)
ABC制作)
TBS系 東芝日曜劇場
前番組 番組名 次番組
カミさんと私 その15 人生のおみやげ
(1964年10月4日)
煙の王様 英語字幕スーパー版
(1964年10月11日)
海のおへそ
(1964年10月25日)
RKB制作)

映画

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煙の王様
監督 樋口弘美
脚本 根岸正
原源一
出演者 浜田光夫
市川好郎
十朱幸代
和田浩治
殿山泰司
音楽 鏑木創
撮影 間宮義雄
編集 鈴木晄
製作会社 日活
配給 日活
公開   1963年6月23日
上映時間 99分
製作国   日本
言語 日本語
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前年のテレビドラマが評価を受けたことにより、映画版が製作された。1963年6月23日公開。配給は日活。99分。

百々山三明役には、テレビドラマから引き続き、市川好郎が起用された。

スタッフ

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キャスト

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参考文献

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外部リンク

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