炎の経営者
『炎の経営者』(ほのおのけいえいしゃ)は、高杉良の経済小説。1986年にサンケイ出版(現・扶桑社)から単行本が刊行された。
炎の経営者 | ||
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著者 | 高杉良 | |
発行日 | 1986年 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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概要
編集日本触媒の2代目社長にして実質的創業者である八谷泰造の人生を、八谷と個人的な親交のあった高杉が描いた長編作品[1][2]。八谷は作中に実名で登場する。
テレビドラマ
編集炎の経営者 | |
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ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 高杉良 |
企画 | 江幡泰太 |
脚本 | 赤松義正 |
監督 | 古波津陽 |
出演者 | 伊原剛志 |
ナレーター | 平野文 |
製作 | |
プロデューサー | 前畑祥子 |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
音声形式 | 解説放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2017年3月19日 |
放送時間 | 日曜 16:00 - 17:25 |
放送枠 | 日曜スペシャル (フジテレビ) |
放送分 | 85分 |
回数 | 1 |
本作をもとにした同名のテレビドラマが、2017年3月19日(日曜) 16:00 - 17:25 (日本標準時)にフジテレビ系列局で放送された。フジテレビのみ同局自主編成の単発特別番組枠『日曜スペシャル』内での放送となったが、放送日時は他局と同じである。主演は伊原剛志。
このテレビドラマ版では、八谷は「谷田部泰三」として登場。日本触媒をモデルにした会社は「オキタ合成化学工業」(創業時)→「日触化学工業」(社名変更後)という名で登場した。化学工業分野にまつわる作品であることから、撮影は神奈川県川崎市のコンビナート内に実在する日本触媒川崎製造所で行われた[3]。
出演者
編集- 谷田部泰三:伊原剛志
- 真田幸造:山口智充
- 谷田部さと子:戸田菜穂
- 山村基弘:渡辺大
- 浜野喜久麿:中村靖日
- 佐久間滋:六角慎司
- 神崎三郎:内田滋
- 笹島太一:志賀廣太郎
- 中川寛平:山田明郷
- 江尻助役:寺十吾
- 橘猪早男:ノモガクジ
- 谷田部郁子:石井心咲
- 綱島棋士:モロ師岡
- 山嵜和夫:北見敏之
- 都築正:大石吾朗
- 寺内良和:石丸謙二郎
- 永田重男:柴俊夫
- 語り:平野文
- 松林慎司、越村公一 ほか
スタッフ
編集- 原作:高杉良
- 特別協力:日本触媒
- 脚本:赤松義正
- 監督:古波津陽
- 音楽:小林洋平
- 将棋指導:上杉亘
- ロケ協力:常総フィルムコミッション、大井川鐵道、わたらせフィルムコミッション、フィルムサポート島田、富士の国やまなしフィルムコミッション、いばらきフィルムコミッション ほか
- 技術協力:シグマ、バックアップ
- 美術協力:フジアール
- VFX:Raiyan Laksamana
- 企画:江幡泰太(ファブコミュニケーションズ)
- 編成企画:狩野雄太
- プロデューサー:前畑祥子(ファブコミュニケーションズ)
- 協力プロデューサー:宅間秋史(サンダーストームエンターテイメント)
- 制作プロダクション:ファブコミュニケーションズ
- 製作著作:フジテレビ
脚注
編集- ^ 赤松義正(テレビドラマ版の脚本担当者). “炎の経営者”. 日本触媒. 2017年3月20日閲覧。
- ^ “大阪の町工場から世界を変えた「炎の経営者」伝説 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online”. プレジデント社. 2017年3月20日閲覧。
- ^ “伊原剛志「日本の化学工業を発展させた“炎の経営者”を演じる」 | 文春オンライン”. 文藝春秋. 2017年3月20日閲覧。
外部リンク
編集- 炎の経営者 - 日本触媒
- 炎の経営者 - フジテレビ