瀬戸健
日本の起業家、RIZAPグループ創業者
瀬戸 健(せと たけし、1978年5月1日 - )は日本の起業家。RIZAPグループ創業者。
せと たけし 瀬戸 健 | |
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生誕 |
1978年5月1日(46歳) 日本・福岡県北九州市 |
出身校 | 明治大学商学部二部(夜間)中退 |
職業 | 実業家 |
経歴・人物
編集福岡県北九州市でパン屋を営む家庭に生まれる[1]。小さいころから「できない」「だらしない」といわれて育ってきたため、自己実現を続けることが瀬戸自身の考え方の根底に根付く[2]。北筑高校で出会った彼女のダイエットに協力したことが「RIZAP」の立ち上げのきっかけとなった。卒業後、日雇いなどで毎日生活するも、彼女に振られたことから一念発起し受験勉強に励む。4ヶ月間の猛勉強の末、明治大学商学部二部(夜間)に入学。大学在学中にパソコン教材販売代行を起業[3]。その後大学を中退して、24歳の時に健康食品「豆乳クッキーダイエット」の通信販売を目的として健康コーポレーションを起業[4]。2006年に上場を果たすも、直後に売上が急降下してしまう。
2011年、たばこをやめた後に急激に太ってしまい、個人で専属トレーナーの指導を受けてダイエットに成功したことを契機に、トレーニングや日常生活のアドバイスにより2ヶ月で成果を出す個別指導形トレーニングジム「RIZAP」の事業を展開し[5]、急成長を果たす。これも瀬戸自身の「能力よりもゴール設定」[6]・「『人は変われる。』を証明する」[4]といった自己実現の考え方が事業展開の根底にあるという。 ライザップが掲げている低糖質食事法と筋肉トレーニングを組み合わせたダイエット手法は、もともとはトレーナーの吉川朋孝が考案した「吉川メソッド」を模倣したものだと言われる[7]。
その後、積極的なM&Aにより美容・健康、アパレル、住・ライフスタイル全般に事業を拡大し、数十社のグループ会社を擁するRIZAPグループを築く。
出演
編集テレビ番組
編集- 日経スペシャル カンブリア宮殿 爆速急拡大!「結果にコミット」の全貌 ライザップビジネスは本物か?(2018年2月8日、テレビ東京)[8]
出典
編集- ^ 川島 & 2017-11, p. 1.
- ^ 川島 & 2017-11, p. 2-3.
- ^ 佐竹 2014, p. 2.
- ^ a b 川島 & 2017-12, p. 2.
- ^ 佐竹 2014, p. 1.
- ^ 川島 & 2017-12, p. 1.
- ^ 「ライザップ「強欲商法」の代償」『FACTA ONLINE』。2018年8月15日閲覧。
- ^ 爆速急拡大!「結果にコミット」の全貌 ライザップビジネスは本物か? - テレビ東京 2018年2月8日
参考資料
編集- 川島蓉子 (2017年11月30日). “「経営トップが磨く“勘と感”」ライザップ瀬戸社長「私はまったくのダメ人間」”. 日経トレンディネット. 日経BP. 2018年4月7日閲覧。[リンク切れ]
- 川島蓉子 (2017年12月21日). “「経営トップが磨く“勘と感”」ライザップ社長に聞く 料理やアパレルも手がける真意”. 日経トレンディネット. 日経BP. 2018年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月7日閲覧。
- “瀬戸健”. 若手起業家. 学習院大学経済学部経営学科リティシェフゼミ. 2018年4月7日閲覧。
- 佐竹一秀 (2014年4月29日). “【挑む】健康コーポレーション・瀬戸健社長”. SankeiBiz. 産経デジタル. 2018年4月7日閲覧。