瀋陽五里河体育場(しんようごりかたいいくじょう、簡体字中国語: 沈阳五里河体育场: Shenyang Wulihe Stadium)は、中華人民共和国遼寧省瀋陽市にかつて存在した多目的スタジアムである。

瀋陽五里河体育場
施設情報
所在地 中華人民共和国の旗 遼寧省瀋陽市和平区青年大街
位置 北緯41度45分22秒 東経123度25分33秒 / 北緯41.756203度 東経123.425828度 / 41.756203; 123.425828座標: 北緯41度45分22秒 東経123度25分33秒 / 北緯41.756203度 東経123.425828度 / 41.756203; 123.425828
起工 1988年
開場 1989年
閉場 2007年2月12日
所有者 瀋陽市人民政府
運用者 瀋陽市体育局
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 x 68 m
使用チーム、大会
遼寧足球倶楽部
瀋陽海獅 (中国サッカーリーグ)
収容人員
50,000人
瀋陽五里河体育場
各種表記
繁体字 瀋陽五里河體育場
簡体字 沈阳五里河体育场
拼音 Shényáng Wǔlǐhé tǐyùchǎng
発音: シェンヤン ウーリーヘ ティーユーチャン
英文 Shenyang Wulihe Stadium
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概要

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1989年に設立された。スタジアムの総面積は50,000平方メートル、収容人数は約50,000人だった。

設立後は中国サッカーリーグに所属する遼寧足球倶楽部が使用していた。アジアクラブ選手権1989-90では決勝の舞台となり、このスタジアムで遼寧足球倶楽部が日産自動車サッカー部を破り、中国初となるAFCクラブ国際大会優勝を達成した。また、2000年には瀋陽海獅がこのスタジアムをホームスタジアムとして甲Aリーグ (現在のスーパーリーグ)を戦った。

また、2002 FIFAワールドカップ・アジア予選では最終予選のオマーン代表戦がこのスタジアムで行われ、勝利を収めた中国代表は初のワールドカップ出場権を獲得、スタジアムは「中国足球福地」と呼ばれた[1]

しかし、北京オリンピックに向けたスタジアム整備事業の中で取り壊しが決まり、2007年2月12日に爆砕され[2]、18年の歴史に幕を閉じた。取り壊された跡地には瀋陽オリンピック・スポーツセンター・スタジアムが建設された。

脚注

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  1. ^ “中国足球福地”沈阳五里河体育场被爆破拆除”. 新华网. 2013年2月15日閲覧。
  2. ^ 沈阳五里河体育场被爆破拆除”. 中央政府门户网站. 2013年2月15日閲覧。