澗松美術館
ソウルにある美術館
座標: 北緯37度35分39.13秒 東経126度59分47.68秒 / 北緯37.5942028度 東経126.9965778度 澗松美術館(がんそんびじゅつかん、朝鮮語: 간송미술관)は、大韓民国ソウルにある美術館・博物館。
概要
編集日本の統治下での朝鮮の美術・工芸品・古書の国外流失を恐れた全鎣弼(チョン・ヒョンピル、전형필)が、個人で収集した大量の作品をもとに、1938年に朝鮮で初めての近代的私立美術館として“宝華閣”を設立したものが前身。全の没後の1966年に韓国民俗美術研究所が設立され、その付属美術館として、全の雅号である“澗松”をとった名に改められた。
訓民正音・東国正韻の原本などの多数の韓国の国宝や金弘道・申潤福の風俗画、高麗青磁など収蔵品の質・量ともに韓国第一級である。毎年、5月と10月に2週間のみ開館し、それ以外は一般に公開していない。
2020年、財政難から国宝に指定されている金銅仏像2点をオークションに出品していることが判明した[1]。
アクセス
編集- 住所:ソウル市城北区 城北洞(ソンプクドン) 97-1
- 最寄り駅:ソウル交通公社4号線漢城大入口駅
- 開館日:不定期
所蔵品
編集脚注
編集- ^ “日帝時代にも文化財を守った澗松美術館、財政難で宝物2点を競売に”. 朝鮮日報 (2020年5月31日). 2020年5月31日閲覧。
外部リンク
編集- 東亜日報「最高のコレクション、澗松美術館」2002年5月21日(日本語)