滋野善蔭
滋野 善蔭(しげの の よしかげ)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。参議・滋野貞主の子。官位は従五位上・但馬守。
時代 | 平安時代初期 - 前期 |
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生誕 | 不明 |
死没 | 不明 |
官位 | 従五位上・但馬守 |
主君 | 仁明天皇→文徳天皇→清和天皇 |
氏族 | 滋野氏 |
父母 | 父:滋野貞主 |
兄弟 | 善蔭、善法、善根、縄子、奥子、直子、藤原吉備雄室 |
経歴
編集仁明朝の承和13年(846年)従五位下・宮内少輔に叙任され、翌承和14年(847年)掃部頭に遷る。文徳朝の仁寿2年(852年)父・貞主が没すると、翌仁寿3年(853年)大宰少弐に任ぜられ地方官に転じる。
清和朝に入り、貞観2年(860年)11月に従五位上・弾正少弼に叙任され京官に復すが、翌貞観3年(861年)5月には丹波守として再び地方官に遷っている。その後も貞観6年(864年)大蔵大輔、貞観9年(867年)但馬守と、京官と地方官を交互に務めた。
官歴
編集『六国史』による。