滋賀羽二重糯(しがはぶたえもち)は、滋賀県農事試験場(現 滋賀県農業技術振興センター)が開発した日本イネ品種名および銘柄名である。もち米の品種。

滋賀羽二重糯
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 滋賀羽二重糯
開発 滋賀県農事試験場
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概要

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1938年に育成を開始し[1]1939年に「改良羽二重」から純系分離により育成された品種[2][3]。地方番号は滋賀糯59号。

柔らかく、粘りがあり、きめ細かな舌ざわりの食感で、もち米として最高の評価を受けている。現在でも最高級のもち米として栽培されている[1]

1952年から1989年まで昭和天皇正月用のとして献上し続けた[4][5]

脚注

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  1. ^ a b 滋賀の米作り/主要品種”. 近江米振興協会. 2019年8月21日閲覧。
  2. ^ 滋賀県における水稲品種改良の歴史”. 滋賀県. 2019年8月21日閲覧。
  3. ^ イネ品種データベース検索システム”. 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター. 2019年8月22日閲覧。
  4. ^ 滋賀羽二重糯(しがはぶたえもち) - 産地レポート”. 滋賀県. 2019年8月23日閲覧。
  5. ^ もちふる里館について”. 甲賀もちふる里館. 2019年8月24日閲覧。