溝口 香奈(みぞぐち かな、1985年7月30日 - )は、兵庫県たつの市出身[1]女子競輪選手。本姓は魚屋日本競輪選手会大分支部所属(デビュー当初は奈良支部所属)、ホームバンクは別府競輪場日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第108期生。師匠は中川武志(60期)。夫は同じく競輪選手の魚屋周成(99期)。弟子は安東莉奈(122期)。

溝口 香奈
Kana Mizoguchi
基本情報
本名 魚屋 香奈
うおや かな
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1985-07-30) 1985年7月30日(39歳)
身長 156.1cm
体重 53.3kg
選手情報
所属 日本競輪選手会大分支部
期別 108期
登録地
2015-2017
2017-
奈良
大分
■最終更新日:2022年4月23日  テンプレートを表示

経歴

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3人きょうだいの一番上(ほかに妹、弟)で、兵庫県立大学付属高校時代は硬式テニス部、大阪芸術大学時代はアイスホッケー部に所属していた[1]。大学卒業後、日本写真判定(現・JPF)に就職、そこでガールズケイリン1期生を知り競輪に興味を持ちガールズサマーキャンプに参加、競輪選手を目指すようになった[2]

競輪学校は第106期を適性試験で受験するも不合格となり、改めて技能試験で受験し直し2013年12月20日、競輪学校第108回技能試験に合格[3]。在校競走成績は7位(2勝)[4]。卒業記念レースは6着[5]

2015年7月3日奈良競輪場でデビューし3着。初勝利は同年7月13日高知競輪場で挙げた。

2017年1月11日、共通の知人で知り合った、同じく競輪選手の魚屋周成と結婚[6]2月28日付で奈良支部から大分支部に移籍。同年11月に第1子を出産。

その後レースに復帰したが、のち第2子を妊娠したため、2020年11月より再び産休で長期欠場した[7]

当初は2023年夏ごろからの復帰を想定していたが、夫が誘導員早期追い抜きによる失格で長期あっせん停止となり[8]暫く無収入となることから、急遽復帰試験を受けて2月18日からの小倉FII(ミッドナイト)で約2年半ぶりにレース復帰した[1]

脚注

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  1. ^ a b c 【溝口香奈】夫婦レーサーに訪れた無収入の大ピンチ! 産休からの電撃復帰で家庭支える“肝っ玉母ちゃん””. netkeirin (2023年3月30日). 2023年3月30日閲覧。
  2. ^ 生徒インタビューレポート 溝口 香奈(108期)
  3. ^ 日本競輪学校女子第108回生徒入学試験合格者名簿 (PDF)
  4. ^ 競走成績戦法別一覧表総合 (PDF)
  5. ^ 第108回生徒 卒業記念レース 全着順一覧 (PDF)
  6. ^ 溝口香奈と魚屋周成が11日に結婚 溝口は現役続行
  7. ^ 広報KEIRIN第153号(3頁参照)” (PDF) (2020年12月31日). 2021年3月18日閲覧。
  8. ^ 競輪では、決められた地点まで誘導員を追い抜いてはならないとされており、これに違反するとレースは失格となり即日帰郷させられるだけでなく、即あっせん保留となり最終的に翌月から3か月間(あっせん保留期間も含めると実質約4か月)、レースに出走できなくなる。

外部リンク

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