溝上 泰(みぞうえ やすし、1932年4月2日 - )は、日本教育学者広島県出身。広島大学教育学部高等学校教育科社会科歴史卒業。同大学大学院文学研究科修士課程西洋史学専攻修了(文学修士)。

経歴

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広島大学大学院を修了後、広島県海田高等学校(現広島県立海田高等学校)教諭となり、その後は長崎大学教育学部講師、同大学助教授、広島大学助教授、同大学教授、広島大学附属東雲小学校長に就任。

その後は鳴門教育大学教授、同大学副学長を経て1998年4月から2004年3月まで同大学学長に就任。

また文部省初等中等教育局小学校教育課教科調査官、全国社会科教育学会長、日本社会科教育学会評議員、OECD/CERI環太平洋研究組織議長、日本教育大学協会理事・評議員、日本教科教育学会理事、徳島県教育振興会審議会長を歴任。

著書

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  • 『ハロルド・ラッグ社会科カリキュラム成立過程の研究』(2007年11月、風間書房)
  • 『社会科教育実践学の構築 新しい時代に生きる教師のための基礎基本』(2004年4月明治図書出版
  • 『生活科教育』(1994年3月、学術図書出版社)
  • 『新旧学習指導要領の対比と考察 小学校社会科』(1989年6月、明治図書出版)
  • 『社会科基礎・基本の体系的指導』(1984年4月、明治図書])
  • 『小学校社会科指導細案』(1980年6月、明治図書)
  • 『小学校社会科』(1978年10月、明治図書)

共著

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関連項目

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先代
野地潤家
第4代 鳴門教育大学学長
1998年 - 2004年
次代
高橋啓