満月大経
『満月大経』[1](まんげつだいきょう、巴: Mahāpuṇṇama-sutta, マハープンナマ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第109経。『大満月経』(だいまんげつきょう)[2]とも。
構成
編集登場人物
編集場面設定
編集ある満月の晩、釈迦はサーヴァッティー(舎衛城)のミガーラマーター講堂に滞在していた。
一人の比丘に五取蘊について問われた釈迦は、五蘊と、それに関連する関心・原因・善・悪・離を、また更に、我見や我所見などを越えるために、五蘊の無常や非我を観ること等を説く。
この説法によって60人の比丘が解脱する。