湯河原市

神奈川県の南西部にある足柄下郡真鶴町と湯河原町が合併してできる予定だった市

湯河原市(ゆがわらし)は、神奈川県の南西部にある、足柄下郡真鶴町湯河原町合併してできる予定だった市である。2004年に合併協議会は廃止された。なお、代表駅も湯河原駅となる予定だった。

神奈川県湯河原市(新設予定)の位置図

真鶴町と湯河原町は、1965年から広域行政を行うなど結びつきが強かった。平成の大合併の機運が高まりつつあった2001年ごろから両町とも合併を模索し始め、2002年に合併推進協議会(任意協議会)を設置、2003年に合併協議会(法定協議会)を設置するに至った。

合併協議会設置後の流れ

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  • 2003年9月19日 合併協議会設置。2005年1月を合併の目標とする。
  • 2004年1月14日 新市の名前が「湯河原市」に決定。
  • 4月 「合併の賛否に関する住民意向調査」(アンケート方式)湯河原町では80.4% が賛成、真鶴町では58.7% が反対。
  • 5月24日 真鶴町で住民投票を求める陳情が採択される。
  • 8月8日 真鶴町で住民投票実施。投票率66.53%。賛成2,576票、反対2,604票、無効68票。
  • 8月18日 真鶴町の住民投票を受け、合併協議会解散を決定。
  • 9月25日 合併協議会解散。

両町のその後

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三木邦之真鶴町長は合併の中止を受けて辞任した。後任の青木健町長は住民の意見を聞いて今後を検討したい、としている。 一方、湯河原町は自立に向けて「あたらしいまちづくり調査特別委員会」を設置した。