渡河
川を渡る事
渡河(とか)とは、川(河)を渡る事である。
方法
編集川を渡るのには、古来から様々な方法が考案されてきた。例として、以下の物をあげる。
- 川が浅くなって、流れが緩い場所の事で、川を歩いて渡るのに適している。古来から交通の要衝とされた。
- 舟橋という船の上に平板を並べ即席の橋とする方法から、丸太橋、縄を二本かけただけのもの、土木技術によって作られる橋までさまざまである。
主な軍事作戦
編集- 紀元前49年1月10日 - カエサルによるルビコン川渡河。イタリアと属州ガリアの国境を越えてローマに進軍した。
- 1184年 - 宇治川の戦い(治承・寿永の乱)
- 1221年 - 宇治川の戦い
- 1577年 - 手取川の戦い
- 1578年 - 高城川の戦い
- 1868年 - 雄物川渡河作戦(戊辰戦争)
- 1894年 - 鴨緑江作戦(日清戦争)
- 1904年 - 鴨緑江会戦(日露戦争)
- 1941年10月2日 - 日本軍による黄河敵前渡河作戦(日中戦争)[1]。
- 1943年 - ドニエプル川の戦い(独ソ戦)
- 1945年 - プランダー作戦(連合国軍によるライン川渡河作戦)
- 1973年 - バドル作戦(第四次中東戦争)
- 2022年5月 - ロシア軍によるドネツ川渡河。対するウクライナ軍は9回にわたり渡河を試みるロシア軍を退け、70両以上の戦車などを破壊したと主張[2]。
脚注
編集- ^ “ニュース映像 第71号”. 日本ニュース (1941年). 2022年5月17日閲覧。
- ^ “ロシア軍の渡河作戦、ウクライナ軍が「9回阻止」…戦車など「70台以上破壊」”. 読売新聞オンライン (2022年5月15日). 2022年5月17日閲覧。