清雲寺 (横須賀市)
清雲寺(せいうんじ)は、神奈川県横須賀市に所在する臨済宗円覚寺派の寺院。
所在地 | 神奈川県横須賀市大矢部5-9-20 |
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山号 | 大富山 |
宗旨 | 臨済宗 |
宗派 | 臨済宗円覚寺派 |
本尊 | 観音菩薩 |
創建年 | 長治元年(1104年) |
開基 | 三浦義継 |
文化財 | 木造観音菩薩坐像(重要文化財)他 |
公式サイト | 横須賀で大切な故人にしっかりと想いを伝えられる葬儀なら清雲寺 |
歴史
編集1104年(長治元年)、三浦義継の開基である。父為継の菩提を弔うために創建したものである[1]。
当寺の旧本尊は毘沙門天である。和田合戦の際に姿を現して、敵の矢を受けたことから、「箭請(やうけ)毘沙門天」と呼ばれている。現在の本尊は「滝見観音」と呼ばれる観音菩薩像である。中国の宋から渡来した像という[2]。
文化財
編集交通アクセス
編集- 路線バス衣笠城址停留所より徒歩10分。
脚注
編集- ^ 清雲寺トップページ清雲寺
- ^ 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年、225-226p
- ^ 木造観音菩薩坐像文化庁
- ^ 神奈川県文化財目録(市町村別)神奈川県、25p
- ^ 石造板碑文永八年在銘横須賀市
- ^ 伝三浦為継とその一党の廟所横須賀市
参考文献
編集- 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年