清谷
江戸時代の京都の浮世絵師。 茶楽斎と同一人物ともされている。
来歴
編集師系・経歴不明。京都の人。作画期は文化の末から文政の初めにかけてとされ、清谷と号して合羽摺の役者絵を描く。『上方絵一覧』は茶楽斎と号した絵師と同一人物であり、「茶楽斎」とは同じ京都の絵師有楽斎長秀に反抗して称したものだろうという。『原色浮世絵大百科事典』では清谷と茶楽斎で項を分けている。
作品
編集脚注
編集- ^ 『氏家浮世絵コレクション』(公益財団法人氏家浮世絵コレクション、2014年)100 - 104頁、116頁。
参考文献
編集- 黒田源次 『上方絵一覧』 佐藤章太郎商店、1929年 ※「清谷」の項(94 - 97頁)
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※「清谷」の項(121頁)