清水谷駅
かつて日本の北海道上士幌町にあった日本国有鉄道の駅
清水谷駅(しみずだにえき)は、かつて北海道河東郡上士幌町字上士幌に設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)士幌線の駅である。事務管理コードは▲111410[1]。
清水谷駅 | |
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しみずだに Shimizudani | |
◄萩ヶ岡 (5.3 km) (4.8 km) 黒石平► | |
所在地 | 北海道河東郡上士幌町字上士幌清水谷 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 士幌線 |
キロ程 | 48.8 km(帯広起点) |
電報略号 | ミタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
1人/日 -昭和56年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)11月26日 |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月23日 |
備考 | 士幌線廃線に伴い廃駅 |
歴史
編集- 1935年(昭和10年)11月26日 - 士幌線の上士幌駅 - 当駅間開通により、開業。一般駅[2]。
- 1937年(昭和12年)9月26日 - 当駅 - 糠平駅間が開通し、中間駅となる[3]。
- 1970年(昭和45年)9月10日 - 貨物・荷物の取り扱い(特別扱新聞紙を除く)を廃止[2][4]。同時に無人駅化[3][5]。
- 1974年(昭和49年)10月1日 - 荷物扱い全面廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)3月23日 - 士幌線の全線廃止に伴い、廃駅となる[2]。
駅名の由来
編集駅から2 km ほどの谷間に清水の湧く沢があったことから「清水沢」と呼ばれていたが、開業時すでに夕張線に同名の駅があったことから「清水谷」と名付けた[6][7]。
駅構造
編集廃止時点で、島式ホームの片面を使用する1線を有する無人駅であったが、かつては島式ホームの両側に線路を有する列車行き違い可能駅であった。
駅跡・周辺
編集牧場となっている。駅前は一軒の民家の他は廃屋である。
- 国道273号
- 北海道道468号清水谷足寄線
- 十勝バス「清水谷」停留所
隣の駅
編集出典
編集- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、235頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、889頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b JR釧路支社「鉄道百年の歩み」平成13年12月発行。
- ^ 「日本国有鉄道公示第353号」『官報』1970年9月5日。
- ^ 「通報 ●士幌線駒場駅ほか4駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年9月5日、4面。
- ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、71頁。NDLJP:1029473。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、138頁。ASIN B000J9RBUY。