清水寺 (藤枝市)
清水寺(きよみずでら)は、静岡県藤枝市にある高野山真言宗の寺院。駿河三十三観音霊場第1番札所[1]。
清水寺 | |
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所在地 | 静岡県藤枝市原6-1 |
位置 | 北緯34度53分9.1秒 東経138度13分53.2秒 / 北緯34.885861度 東経138.231444度座標: 北緯34度53分9.1秒 東経138度13分53.2秒 / 北緯34.885861度 東経138.231444度 |
山号 | 音羽山 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 千手観音 |
創建年 | 神亀3年(726年) |
開山 | 行基 |
札所等 | 駿河三十三観音霊場第1番札所 |
文化財 | 紙本墨書縁生論(静岡県指定有形文化財) |
公式サイト | 高野山真言宗 藤枝音羽山 清水寺|静岡県藤枝市 真言宗の寺院 |
法人番号 | 8080005005665 |
歴史
編集726年(神亀3年)、行基によって開山された。その後、父の聖武天皇の追善供養として、称徳天皇は当寺に「縁生論」を納経している[2][3]。
991年(正暦2年)、花山法皇によって勅願寺に、1190年(建久元年)に源頼朝の祈願所になっている。室町時代からは当地の大名今川氏の保護を受けている。今川氏真は、年2回当寺門前における楽市・楽座を許可している[2][3]。
しかし1569年(永禄12年)の武田信玄の駿河侵攻で伽藍を焼失してしまった。信玄は駿河占拠後、直ちに再建に乗り出し、翌年には再興している[2]。
文化財
編集- 紙本墨書縁生論(静岡県指定有形文化財 昭和31年1月7日指定)[4]
交通アクセス
編集- 藤枝岡部ICより車11分。
脚注
編集参考文献
編集- 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年