深木章子
1947年8月2日[1] -)は、日本の小説家・推理作家。東京都出身。東京大学法学部卒業。
(みき あきこ、誕生 |
1947年8月2日(77歳) 日本・東京都 |
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職業 | 小説家、推理作家 |
最終学歴 | 東京大学法学部卒業 |
活動期間 | 2011年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | ばらのまち福山ミステリー文学新人賞 |
デビュー作 | 『鬼畜の家』 |
ウィキポータル 文学 |
略歴
編集1973年から東京弁護士会所属の弁護士として活動後、60歳を機にリタイア、執筆活動を開始する[2]。2010年、『鬼畜の家』で第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞(一田和樹『檻の中の少女』と同時受賞)。選考委員の島田荘司は「この作には、勤めの義務を果たし、能力の成熟とともに余暇生活に入った書き手に、こちらが期待するすべてがある」と評した[3]。2011年、同作で小説家デビュー。2013年、『衣更月家の一族』で第13回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補作となる。2014年、『螺旋の底』で第14回本格ミステリ大賞(小説部門)の候補作となる。
作品
編集単行本
編集- 鬼畜の家(2011年4月 原書房 / 2014年4月 講談社文庫)
- 衣更月家の一族(2012年3月 原書房 ミステリー・リーグ / 2015年3月 講談社文庫)
- 螺旋の底(2013年3月 原書房 ミステリー・リーグ / 2016年3月 講談社文庫)
- 殺意の構図 探偵の依頼人(2013年12月 光文社 / 2016年9月 光文社文庫)
- 敗者の告白 弁護士睦木怜の事件簿(2014年10月 KADOKAWA)
- 【改題】敗者の告白(2017年8月 角川文庫)
- 交換殺人はいかが? じいじと樹来とミステリー(2015年6月 光文社)
- 【改題】交換殺人はいかが?(2018年4月 光文社文庫)
- 収録作品:天空のらせん階段 / ざしき童子は誰? / 犯人は私だ! / 交換殺人はいかが? / ふたりはひとり / 天使の手毬唄
- 【改題】交換殺人はいかが?(2018年4月 光文社文庫)
- ミネルヴァの報復(2015年8月 原書房 ミステリー・リーグ / 2018年9月 角川文庫)
- 猫には推理がよく似合う(2016年9月 KADOKAWA / 2019年8月 角川文庫)
- 消人屋敷の殺人(2017年10月 新潮社 / 2020年5月 新潮文庫)
- 消えた断章(2018年3月 光文社 / 2021年3月 光文社文庫)
- 極上の罠をあなたに(2019年9月 KADOKAWA)
- 【改題・増補】罠(2021年1月 角川文庫)
- 収録作品:便利屋 / 動かぬ証拠 / 死体が入用 / 悪花繚乱 / 替え玉(文庫のみ) / 旅は道連れ(文庫のみ) / 飛んで火に入る(文庫のみ) / 狼たちの挽歌(文庫のみ)
- 【改題・増補】罠(2021年1月 角川文庫)
- 欺瞞の殺意(2020年2月 原書房 ミステリー・リーグ / 2023年2月 角川文庫)
- 灰色の家(2023年4月 光文社)
アンソロジー
編集「」内が深木章子の作品
- ベスト本格ミステリ2014(2014年6月 講談社ノベルス)「犯人は私だ!」
- 【改題】子ども狼ゼミナール 本格短編ベスト・セレクション(2018年1月 講談社文庫)
単行本未収録作品
編集- インタールード 刑事の恋(角川文庫『罠』デジタル特典)