深川検車区行徳分室
深川検車区行徳分室(ふかがわけんしゃくぎょうとくぶんしつ)は、千葉県市川市にある東京地下鉄(東京メトロ)の車両基地である。東京メトロの車両基地で唯一、千葉県に立地している。
敷地面積:59,860m2 車両留置能力:130両
概要
編集東西線妙典駅東方、江戸川の右岸に位置する。1969年(昭和44年)に帝都高速度交通営団(当時の営団地下鉄)の下妙典留置線として完成、1981年(昭和56年)に行徳検車区として業務を開始した。2009年(平成21年)4月には深川検車区と組織統合され、深川検車区行徳分室となった[1][2]。主な業務は、東西線用車両の列車検査と営業線対応である。
入出庫線は当初2本で、本線のB線の下をくぐって妙典駅(旧・下妙典信号所)の中線に至る構造だったが、後に本線B線をアンダークロスせずに妙典駅に至る線が1本増設された。
廃車車両の解体は当検車区内で行われている。
当車庫建設にあたっては、隣接して江戸川放水路が流れていることから、水害(洪水・高潮)対策として、約 3 m の盛り土をした[3]。盛り土量は約 22 万 m3にもおよび、千葉県から搬入した[3]。
沿革
編集脚注
編集所属車両
編集なし
参考文献
編集- 帝都高速度交通営団「東京地下鉄道東西線建設史」 - メトロアーカイブアルバム(公益財団法人メトロ文化財団)
- (行徳車庫に関するページ):p.18・28・29・540 - 542・767 - 773