深夜急行バス (東急バス)
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深夜急行バス ミッドナイト・アロー(しんやきゅうこうバス ミッドナイト・アロー)は、かつて東急バスが運行していた深夜急行バスである。2022年7月31日をもって、全路線が廃止された。
終電後の渋谷駅から主に東急東横線・田園都市線沿線各地への輸送を確保しており、1990年代初期の深夜急行バスの草分け的存在である[1]。なお、2002年12月2日から2007年9月28日まで終電間際の渋谷駅から各地への輸送を確保するナイト・アローも運行していた。
なお、本記事における曜日等は、出発時刻の属する日の前日を示していることに注意されたい。
路線
編集高速青葉台線
編集高速新横浜線
編集- 渋谷駅(西口36番のりば)→(山手通りまたは環七通り~目黒通り[3])→都立大学駅北口→等々力七丁目→(第三京浜道路)→新城駅前→中原駅前→東横線小杉駅→元住吉→日吉駅→綱島駅入口→大倉山駅入口→新横浜駅→(フリー降車区間)→新羽営業所
高速ニュータウン線
編集高速二子玉川線
編集高速宮前平線
編集使用車両
編集開設当初は主に補助席付き60人乗りの観光バスを転用、路線バス車両をベースとした貸切兼用車(ワンロマ)はどちらかというと補助的に使用されていた。2000年代からは高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)の関係でワンステップバスをベースとしたワンロマが投入されている。なお青葉台線・新横浜線では引き続き60人乗りの観光バスタイプの車両も併用されており、新横浜線では羽田空港リムジンの車両を使用することがあった。ニュータウン線は通勤高速バス「TOKYU E-Liner」用の車両が使用されることが多かった。
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AO1836号車(青葉台線)
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NI288号車(新横浜線)
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TA285号車(二子玉川線)
沿革
編集- 1989年7月3日 高速青葉台線を開業。
- 渋谷駅発1:00発と1:30発の2便を設定。当時の途中停留所は鷺沼駅とたまプラーザ駅のみ。
- 1990年
- 1995年10月16日 高速青葉台線ダイヤ改定。
- 2002年
- 2003年
- 2007年10月1日 ナイト・アロー青葉台線を廃止(同年9月28日をもって運行終了)。
- 2012年11月1日 高速宮前平線を開業。
- 2019年3月1日 利用実態に合わせて、ダイヤ改正と渋谷駅の乗り場変更を実施[8]。
- 高速ニュータウン線(31番のりば→32番のりば) 月~木曜日の運行を休止、発車時刻を繰り下げ(1:15→1:20)、停留所に鷺沼駅を追加。
- 高速新横浜線(32番のりば→36番のりば) 木曜日の運行本数を減便(2便→1便)。
- 高速青葉台線 木曜日の運行本数を減便(3便→2便)。
- 2020年
- 2022年
脚注
編集- ^ 「深夜急行バス」(PDF)『HOT ほっと TOKYU』第211号、東京急行電鉄、1999年10月1日、2017年1月20日閲覧。
- ^ “青葉台駅行き | 深夜急行バス”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ 東急バスの路線図では山手通り・目黒通り経由で記載されている
- ^ “新横浜駅(新羽営業所)行き | 深夜急行バス”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “仲町台駅行き | 深夜急行バス”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “溝の口駅行き | 深夜急行バス”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “宮前平駅行き | 深夜急行バス”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ “MIDNIGHT ARROW ダイヤ改正・のりば変更のお知らせ”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ a b c “深夜急行バス(ミッドナイトアロー)運休のお知らせ”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。
- ^ a b c d “深夜急行バス(ミッドナイトアロー)および通勤高速バス(TOKYU E-Liner)廃止のお知らせ | お知らせ”. 東急バス. 2022年7月1日閲覧。
- ^ “2020年 | お知らせ”. 東急バス. 2020年7月15日閲覧。